学業、文化活動で活躍する在校生を紹介します!~その③
学業、文化活動で活躍する在校生の第3回目です。
今回は、11月の「税を考える週間」にあわせて発表された「税に関する高校生の作文」において、入賞した生徒を紹介いたします。
今年度は、3年生の角光苺子さんと小池優里さんが「海田税務署長賞」を受賞いたしました。


本校では、公共の授業において財政、地方税の仕組みを学習した後に、租税に関する意見をまとめる取り組みを行っております。
日常の決められた学習、大学受験のための学習に留めず、社会の有為な形成者として必要な知識、能力にしていくことを考える一助としています。
角光さんも小池さんも幼い頃に経験している出来事が税によって支えられていることを知り、支払わなければならないから納税しているという意識から、税があるからこそ、今の自分がある、自らの将来が築かれているという「自分ごと」で見つめることができるきっかけになったと綴っていました。

あらゆるニーズが求められている社会である一方、地方自治の諸課題を軸として、私たちの生活が危ぶまれることがたくさん起こっている今日。角光さんや小池さんのように、自分が経験したことから自分ごと、そして他人ごととしても社会を見すえられる能力が今後必要となっていきます。
次世代を担う人材は、2人のように多様に在籍する本校です。今後も、社会を考えるきっかけづくりとして進めていきたいと思います。