難関コース1年生「東京進路研修」を実施しました。
難関コース1年生は、10月30日から11月1日までの2泊3日で「東京進路研修」実施しました。
この研修では、①多くの大学を訪問し自身の進路希望を明確すること、②知り得た大学の情報を通し、志高く挑戦する意識を持つこと、そして③社会人との交流を通じ、キャリアやライフプランを考える機会を持つことを大きな目的としました。
研修初日は、まず代々木ゼミナール本部タワーを訪問。ここでは、職員の方より、進路目標の決定の重要性と、それに向けた勉強方法について講演をいただきました。生徒たちは、難関大学合格に向けた学習の見通しを立て、規則正しい学習習慣が必要であると感じました。

午後からは、東京科学大学を訪問。今回は、主に医歯学系の教育・研究が行われる旧東京医科歯科大学のキャンパスを見学しました。高校受験では、「自分のレベルに見合った学校」「社会的に人気、知名度がある学校」「進学実績が良い学校」といった点に注目をしていたと思います。
しかし、大学選びは「どのような問題意識をもつか」「医歯薬…といっても、各大学の特徴は様々。どのような研究に関心を持つか」「大学入学、卒業がゴールラインではなく、その先の就職、さらなる研究が目的」となることを知りました。

日々変化する社会の中で、自らの適性を知るためには…やはり地道な勉強と情報をつかむ力が必要となりますね。
2日目は、まず学問の神様を祀る湯島天神を参拝。もちろん、今後の輝かしい未来をしっかりとお祈りしました。

その後、IT・人材・医療など多岐にわたる事業を展開するレバレジーズ株式会社を企業訪問しました。
大学受験以上に、就職は多種多様…複雑な社会です。時代を生き抜くために必要なことは何か?
「働く意義」、「成長意欲」、「先をみる力」、「協働性」…色々な要素を若手社員の方々との交流を通して、求められるスキルやマインドを学びました。


引き続いて2日目の夜も、様々な業種の社会人や大学生との交流会を実施しました。


現場で活躍する方々の生の声を聞くことで、仕事観やライフプランといった「自身が歩む未来」の具体的なイメージが大きく膨らんだようです。
最終日は、東京大学を訪問しました。


現役の学生によるガイドツアーに参加し、歴史あるキャンパスの雰囲気を感じながら、学生生活や研究環境をより身近に感じることができました。
東京大学は…一番難しい大学、優秀な人材が集まる、将来が約束される…何か、特別な場所であるかのように生徒たちはイメージしていたと思います。
一つのことに熱中する姿、新しい発見に感動し追究する意欲、当たり前のことを探求し深い課題として見つめる継続性…
生徒たちが思っている以上、学生や先生方の姿には純粋に学ぶ喜びを感じるとることができたと思います。
普段の場所で得られない経験をこれからの生活にしっかり生かしてほしいと思います。