本校生徒が「第22回日本NIE学会 愛知大会」にて学会発表に挑戦しました(9月27日)。
先日お知らせした通り、本校生徒、村上俊太君(中高一貫コース高校1年生)が、27日、愛知県愛知東邦大学で開催された「第22回日本NIE学会全国大会」にて、日ごろの探究活動で得た知見を、大学教員、研究者、小中高の先生方、メディア関係者の前で堂々と発表を行いました。
7月に実施されたプレ大会での選考で見事選出された村上君。
中山間地域に住む祖父母の地区にある「道の駅」の取り組みに感銘を受け、中学校時代に卒業論文としてまとめた内容をさらにブラッシュアップし、広範囲にある「道の駅」の役割を丁寧に分析。地域活性化、防災拠点、地域コミュニティとしての役割などそれぞれの特徴と今後求められる課題を全国の先生方の前で発表しました。
広島県から出場した学校は、本校と広島大学附属高等学校の2校でした。また村上君は個人発表という形式で200名程度の傍聴者の前での発表となりました。
今までにない環境の中、同世代や本校の先生と異なる質問、評価は大変緊張したと思いますが、堂々と与えられた15分間の発表時間をやり切りました。
本人曰く、「他校の生徒の発表や聴いてくださった方からの評価をいただき、まだまだ課題が多く残る結果だったと反省しています。中学時代から探求し続けてきた内容でもあります。さらに磨きをかけて今後もチャレンジしたいです」と力強く語ってくれました。
前述した通り、村上君は中高一貫コースに在籍し、これまでの学びを創意工夫しながら、今回の学会発表に漕ぎつけました。また今回の大会に出場するため、本校からはさらに3名ほどチャレンジをし、探究する学びに向かっていた生徒もおります。またなにがしかの形で、彼らも発表する予定でいます。
是非、中高一貫で大きく成長する生徒に注目していただければと思います。