特進コース1・2年生(前半組)対象「夏の勉強合宿」の様子を掲載しております。
普通科特進コース1・2年生を対象とした勉強合宿を、8月4日から6日の3日間、呉市野呂山にて実施しています。
標高839mの野呂山は、弘法大師が修行した霊山としても知られ、夏でも涼しく、豊かな自然が広がっています。厳しい暑さが続くこの時期に学ぶ場として相応しい環境といえるでしょう。
特進コースは、まず前半組の約50名の生徒が参加し、勉強に全力で取り組んでいます。
この合宿は、長時間の学習を通して、集中力や忍耐力を養い、自ら課題を見つけて主体的・計画的に取り組むセルフマネジメント力の育成を目的としています。
また、普段とは異なる環境で学年を超えた仲間と生活を共にすることにより、協調性や自立心を育む点も大きなねらいとして掲げています。
生徒たちには夏課題に加え、英語や国語の初見問題へのチャレンジ、個々が設定した苦手克服や資格取得対策のための学習など、多角的に実力を養成する機会が設けられています。そして、一日の終わりには「今⇆未来手帳」やタブレットを用いて学習時間や内容を記録し、メタ認知力を高める取り組みも行っています。
初日の夜には、3年生担任の山根先生による特別講話が行われました。
先生の経験談や学習法、山根先生が在籍された大学について、また学生時代のことなど、生徒たちは学ぶ意義を再確認する貴重な時間となりました。
この合宿で得た経験が、今後の成長につながることを期待しています。