普通科一貫・難関・特進コース1・2年生対象~「進路講演会」を実施しました。
終業式の執り行われた7月18日。本校一貫~特進コースの1・2年生はそれぞれの学年に応じた「進路講演会」を実施しました。いずれも河合塾より毛利美佳先生をお迎えして、講演していただきました。
まず1年生ですが、5限目に、本校ホールにて「進路講演会」を実施。
「正解のない世界に潜ぎ出す君に」をテーマとして、これからの社会や大学入試について、熱いメッセージをいただきました。

講演会に入る前に、大学入試に関する◯×クイズを実施。会場が和やかな雰囲気に包まれた後、以下の3つの流れで進められました。
① これからの社会と大学入試
② 文理選択のポイント
③ 大学合格に向けて

大学入試に向けた基本的知識から、入試科目や配点の具体的な例を示していただきながら、高校1・2年の学びの積み重ねがいかに重要かを実感していきました。

高校入試を今年経験した1年生にとり、入試に「不安」という文字がついて回ったと思います。しかし、不安が蓄積されても成果につながることはありません。毛利先生からは「ネガティブシンキングをポジティブシンキングに!」というメッセージをいただき、前向きに受験に臨むことこそが、成果の蓄積につながることを教えていただきました。
1年生だからこそ、前向きに考える力を磨くことが出来ます。少しずつ取り組んでほしいと思います。

さて、今回の講演タイトルは「正解のない世界」でしたが、高校1年生の皆さんは、講演で得た知識をどのように感じ、自らの経験値としているのでしょうか。あくまでも先生方から提供される知識は、絶対的な正解ではなく、未来を拓くための「きっかけづくり」に過ぎません。
すぐに答えを得よう、正論でないと動けない…という人が生徒に限らず社会には大勢おります。人間は、自然に対して非力ではありますが、自然に順応しながら様々な行動力と豊かな感情を持ち合わせている「考える葦」です。
正解をめざすのではなく、あらゆる見方考え方=解き方があることを今後の軸にしてほしいと思いました。
続いて、2年生対象の講演です。2年生は6,7限目に実施しました。
テーマは「スタートを切ろう!今から準備すべきこと」という内容です。
2年生は、すでに…本格的な受験活動に入ります。
まだ1年もあるのでは?と思いがちですが、来年の今頃→夏休みは「必死」に机について勉強している姿がいたるところで見られます。そして、来るべきの「必死」さイメージした時…
「苦しそう、悩んでいる…諦めたい…」
となっている自分になりたい!と思う人はいないでしょう。そうならないようにするためにも、「今から準備すること!」は大切と毛利先生に講演していただきました。
2年生は1年生の内容よりも踏み込んで、入試の概要や共通テストに関する様々なデータを確認し、現役合格に向けてこの夏の過ごし方についてお話をしていただきました。
話を聞けば聞くほど「今から準備する必要性」を充分に感じることができたのではないでしょうか?とりわけ主要3科目の重要性が理解できたと思います。
この夏休み中に積極的に高い意識や目標を持ち、今後の進路実現につなげてほしいと思います。