高校1年生対象「人権教育講演会」を実施しました。
6月5日、高等学校1年生は体育館にて「人権教育講演会」を実施、広島法務局人権擁護部人権専門官の方による、「インターネットに関わる人権について」ご講演いただきました。
1年生の皆さんは、高校に入り、活動範囲、交友関係、そして個々人の入手する様々な情報が各段と多くなったと思います。
とりわけ、スマートフォンの活用はこれまで以上に必要性にかられるようになってきていると思います。
便利なツールではありますが、使用の仕方を一つ間違えることや、入手した情報の判断を誤ってしまうと、取り返しのつかない重大問題につながることが多くあります。
法務局の方から、これまで発生した事例を取り上げていただきながら、SNSが引き金となった人権問題を学び、全員で注意喚起しました。
社会で求められるスキルとして、「メディアリテラシー(情報活用能力)」の必要性が、求められていました。
それに加え現代社会では、「ニュースリテラシ―(情報を読み解く力)」を身に付けること、今回の講演では「フィルターバブル(自らの興味ある分野の情報のみ閲覧する現状)」や「エコーチェンバー(自分の意見があたかも正しいモノと錯覚してしまう状態)」にどう向き合っていくかが大切であると教えていただきました。
もはや情報を遮断する選択肢は困難な時代となりました。自分の身を守り、他者のことを慮るためにも、上手な情報を使い方を学んでほしいと思います。