特進、選抜進学コース1年生対象「総合的探究~EUREKA⑤」の活動を掲載しております。
連休明け最初の総合的探究~EUREKAの授業をお届けします。
これまで4回ほど授業を展開してまいりましたが、本日の活動で第1クール終了となります。
セルフレジを題材として、物事を様々な角度から検証する活動を行いました。今回は、これまでの活動を組み合わせ、自分なりの意見文を作成する学びを実施。
4回の学びで培ってきた知識を200字程度の文章にまとめあげ、1つの成果物を作りました。
これまでの知識を整理すると…
①セルフレジの導入に対して、利用者、関係者の立場で、その是非(賛成・反対)を考える。理由もつけて。
②①の人々、団体の立場に立って、セルフレジのメリット、デメリットを取り上げる。
③セルフレジのメリット、デメリットを根拠づける事実を調べる。
④②であげた内容を、立場を変えて(例えば、高齢者、高校生、店の人、外国人など…)、メリット・デメリットを見た時の気づきを考える(高校生の考えを高齢者がみた時の気づき、外国人の考えを店の人がみた時の気づき…といった形)。
⑤2種類のデータを通して、社会的課題を分析し、その内容が未来にどのように影響するか…を考えさせる。
以上、①~⑤の内容を踏まえ、15分程度の時間をとって作成を行いました。
問題なくスラスラ書いた生徒もいれば、どのように構成していけばよいのか…しばらく思案していた人もおりました。
また、③・④にある意見文に根拠を加える活動に苦労していた生徒が多くおりました。
根拠を示した上で、意見文を作成していく流れは、高校生でなくとも苦心する一コマです。多くの事実を調査し、意見文に活用できる引き出しを増やすことが一番の解決法ですが…一日にして確立することではありません。
これからの努力の中で見つけてくれればと思います。
先ほども、書いた通り、ここで文章作成のクールは一度区切られます。次回は、各生徒たちから
出てきた内容を確認し、文章の書き方を共有する時間にしたいと思います。