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高校(全日制)

特進、選抜進学コース1年生対象「総合的探究~EUREKA①」の活動を掲載しております。

4月17日、本校特進、選抜進学コース1年生は「総合的探究の時間~EUREKA」の第1回目授業実践を行いました。

本日のテーマは「色々な視点から(物事を)考えてみよう」という学習でした。

私たちは日常生活で、様々な出来事に遭遇します。もちろん、時代の流れのままに行動するという生き方。他者の意見に賛同する…という考え方も大切ですが、全ての意見や行動が個々人に適しているとはいえません。

人生をより豊かに充実したものにするためには、物事を「批判的志向力(₌クリティカルシンキング)」で検証するという力が必要となります。

つまり、「目の前にある(遭遇する)事象に対し、一度立ち止まって、多様な考えを巡らせる。そして新しい考え方を創造する」ことを磨く訓練を時間をかけて取り組んでいきます。

 

本日は、教員からテーマを出して、視点を変える実践を行いました。

テーマは、最近導入が進んでいる「セルフレジ」に関する考え方です。

まずは…

①私たち(高校生)にとってセルフレジは、どのような意味があると思うか。意見文を書く…そしてその理由も書き綴りました。

意見文や理由は、端的に記述するだけでなく、次のステップ(学習)に繋げるため、できるだけ多くの情報を記述する。後で見返した時に、理解できるように記入することを指導しました。

②それぞれの意見、理由を他者に発表する。時間が余ればそれぞれの考え方を共有する。

後者については、のちのステップとなりますが、現時点で各自がテーマに対してどのように考えているか…3分程度で隣同士で発表を行いました。相手に自分の思いをいかに伝えるかも今後磨いていくスキルとなります。

 

③自分とは異なる立場のモノとして、意見、理由を書いてみる。

今回のセルフレジでは「高齢者」の視点に立って考えさせました。デジタルネイティブな私たちに対し、必ずしも情報通信にあかるいとはいえない高齢者の方々の気持ちとなって考えました。

ただ、クラスによっては「高齢者とは?どのような年齢?立場、健康状態や住んでいる環境…」など各自でとらえ方が異なるという、発見や疑問を感じた人も多くいたようです。

今後の学びの発展につながりそうですね。

④最後に、高校生、高齢者の考え方を比較し、どのような発見(気づき)がみられたかを記入する。

何らかの情報や資料を活用したわけではありませんが、様々な気づきがみられたようです。普段当たり前と思っていたことでも、深く、慎重に追求すると、意外な考え方が出てくるということが分かったのではないでしょうか。

 

次回は、もう少し視点の幅を広げ、各クラスで設定した立場の人(団体)でセルフレジの在り方を考えたいと思います。

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