高校1年生対象「安全教育」を実施しました。
4月17日、1時間目に高校1年生を対象とした安全教育を実施しました。
私たちの日常生活で思わぬ事故は稀である…とは言い切れません。
登下校時、学校生活、クラブ活動はもとより、自分の周りで事故に遭遇して困るという人も少なからずあります。
少しでもトラブルに遭遇した際、正しい知識、行動で自分、他者の命を守るため、日本赤十字社、救急法指導員の脇谷孔一さんより「AEDの使用法」や「怪我人、急病人への応急処置の方法」について指導していただきました。
まず生徒たちには学ぶ前提として、対処法を「知る」、「行う」だけを意識してはならないことを教えていただきました。
いずれのケースも、時間が経ち、活用する機会がなければ、必ず「忘れる」こととなります。また受動的に聞いて従うだけでは、実践で確実に使えるにつながるとは言い切れません。
「知る」こと「行う」ことが持続するためにも、「わかる」ことを意識する。つまり、繰り返し、学んだことを思い出し⇒振り返り⇒理解につなげることをしてほしいとお話しいただきました。
最初に書いた通り、学校生活での事故は決してまれなケースではありません。実際に、適切な対処法ができず命を落とした例を紹介していただきました。
自らの人生は、年齢相応に終焉するわけではなく、突然その日が訪れることもあります。
あの時に、適切な対処をしておけば…と後悔しないためにも、日々の生活に定着してほしいと思います。
これから幅広く学校生活を送ることとなる1年生の皆さん、3年間が充実したものとなるよう、様々なケースで適切な行動を心がけるようにしましょう!