中学校「春のOPEN DAY2025」を開催しました(3月9日)
3月9日、本校中学校の入試イベント「春のOPEN DAY2025」を開催しました。
当日は、400名近くの小学生、保護者の方に来校していただき、本校の魅力を時間のゆする限り伝えさせていただきました。
なお今回のOPEN DAYは、体験授業の内容を一新しました。
これまでの教科中心の体験授業ではなく、本校の総合学習「百践錬磨」を凝縮して体験してもらう「Mini 百践錬磨」を開催しました。
教科学習と共に、人間力を育むため数多くの体験学習から自らの生きる力、物事の見かた、考え方を養っていくことを目的とする体験学習ですが、今回は短時間で楽しみながら、学習の特徴を理解してもらえる講座を厳選して実践!
以下、一通り紹介したいと思います。
Mini百践錬磨①「サマーキャンプ」
まだまだ寒い中で「サマー…」とは!と思われた方!今回の活動は、夏休み中に実践する「サマーキャンプ」で生徒たちが組み立てるテント設営をチャレンジしてもらいました。
「テントなんて、柱を立て、ビニールをかけて、紐を張るだけでしょ?と思っている小学生がいるのでは?」と思います。
きちんとした設営をするためには、正確に杭を打つことや設営場所の土壌、傾斜、天候状況を判断しないと倒れてしまいます。30分程度の限られた時間の中でも、チームで力を結集して実施しなければ完成しません。
まだまだ冷たい風が吹く天候でしたが、みんな息を切らしながら頑張って設営してくれました。
Mini百践錬磨②「空手道」
他校でも珍しい、授業として導入している空手道です。相手を倒すこと、自分が強くなることだけでなく、心も鍛え、成長できる人間を育むことも目的としています。
空手の形や素早い動きを取得するだけでなく、鍛錬することの意義も併せて学んでいきました。
Mini百践錬磨③「藍染め」
理科実験は、誰もが学校で学ぶ経験がある授業ですが、これまで生きていた「いのち」を有難く活用し、日常生活に役立てていく学びは本校ならではの授業です。染物をするための工程に様々な手順や「いのち」は容易にあつかえるものではないこと…などを体験してもらいました。
Mini百践錬磨④「書写」
本校には書写専用の書道教室があります。静寂の空間の中で、心を整えて文字を書く経験は今までとは違う気持ちになれると思います。また、中学校では、各種行事の中で書写を実施する機会もあります。幅広く書を描く環境があることを理解してもらえたと思います。
Mini百践錬磨⑤「レシテーション」
初めて耳にする人もいると思います。書籍やスピーチ文を用いた英語の暗唱学習です。ただ単に暗唱するだけでなく、情感を込めて暗唱したり、他者に伝えたい内容を分かりやすく理解してもらう工夫をしながら発表します。今回は、絵本を活用してみんなでチャレンジしました。
Mini百践錬磨⑥「MCバトル」
レシテーションと同じく、何をするものだろう?とイメージできなかった人が多かったのでは。こちらは、ラップを通して、言葉遊び、韻を踏む方法や自己表現力を磨く取り組みになっています。
本格的なラップの機材を使って、中学生と一緒に頑張ってみました。初めての人がほとんどでしたが、みんなセンス良く作り上げていきました。
Mini百践錬磨⑦「プログラミング」
OPEN DAYおなじみのプログラミング学習です。自分たちで考えたプログラムをPC上のソフトに指示を与えてキャラクターを動かしたりゲームを作ったりと全員で楽しみました。
これまでと異なった形で本校の体験学習を受けてもらいましたがいかがだったでしょうか。今後、OPEN DAYに参加される方は、参考にしていただき、是非体験してもらえればと思います。