修学旅行4日目の様子をお届けします(台湾コース)
台湾コース4日目の様子をお届けします。
台湾コース一行は、台北市内周辺の観光名所や各施設を巡りました。
まず最初は総統府の見学です。
台湾の政治経済を取り仕切る中心地となります。台湾にはリーダとして「総統」が政務を行っております。
総統府の建物は、日本が台湾を統治していた頃に設計されました。日本史でも登場する後藤新平が発案し、日本人の建築家長野宇平治と森山松之助によって作り上げられたそうです。
建物にバスで近づくにつれ、一行はルネサンス様式の外観に魅了されていきました。
しかし、敷地内に入っていくと拳銃を持った憲兵の皆さんが警備されており、一気に緊張しました。さすがリーダーがいる場所です。
ガイドさんに説明してもらいながら1階を周りました。
台湾総統の会見台では多くの生徒・教員がポーズを決めました。
総統府の見学時間帯が早まったため、昼食までの空き時間に予定に無い龍山寺に寄りました。この龍山寺は、中国福建省にある龍山寺の分霊とのこと。1738年に創建され、台北市内で最古の寺院であり、これまで一行が訪れた観光地と含め「四大外国人観光地」とされるそうです。
そんな龍山寺の名物といえばおみくじ!
2つの三日月型の木片を落として裏表が出ればOK!何度も挑戦する人もいました。生徒達、うまくいきましたかね?
続いての写真ですが、生徒たちはパイナップルケーキ作りを体験しました。台湾土産といえばパイナップルケーキ…ですが、購入するだけでなく、作ってみよう!
ということで、男女ともに一通りの調理を体験しました。
金型に入れて焼き上がりを待って…さて、出来栄えは??
…と写真が届いていないので、帰ってからのお楽しみでしょうか。
4日目は、予定通りに進んだこともあり、+αで巡ったところがもう一つあったそうです。知北支林安泰古厝という民俗博物館に立ち寄ったそうです。
福建省南部の伝統家屋と庭園が望める博物館で、台湾で貿易、海運業で活躍した林氏の邸宅を展示しています。
林氏の故郷福建省泉州安渓の「安」と林氏の屋号「榮泰行」の「泰」をとって「安泰厝」というそうですよ。
日本もそうですが、海で囲まれている台湾も、海と人の歴史は未来を拓くためにも大切に保存しなければなりませんね。
そして歴史を学ぶ時、私たちはどうしても、広く認知された人物にスポットをあてがちですが、実は、その地域で社会を下支えしている人に注目することも、当時の様子をよりリアルに知る手掛かりとなります。
歴史の見かた、考え方の転換、学びを広げる一助にしてくれればと思います。
最後は、士林夜市に行きました。夜市も台湾観光ならではのベストスポットです。
現地の熱気に圧倒されました。多くのゲームの屋台がでており、楽しむことができました。
さて、盛りだくさんの4日目でしたが、明日は最終日!どのような出会いがあるでしょうか?楽しみですね。