修学旅行4日目の様子をお届けします(北海道コース)
北海道コース4日目は、最終目的地の函館を目指しながら、道中の名所を観光していきました。
ニセコ町を出発してまず初めに訪れた場所は、有珠山と洞爺湖を望むサイロ展望台です。G8サミットが開かれた洞爺湖と北海道有数の活火山である有珠山を背景に、記念写真を撮る予定でしたが、あいにくの雪模様。
ほとんどホワイトバックでの写真となってしまいました。



続いて訪れた場所は、大地の奇跡「昭和新山」です。昭和18年に突如隆起し始めた大地が作り出した山地です。
昭和新山は地理探究や地学基礎などの授業ではお馴染みの山地で、粘性の高いマグマが作った溶岩円頂丘と呼ばれる地形の代表格なのです。授業でふれた内容を実際に目にすると少し感動してしまいますね。

到着してすぐは、降雪のため代表的な赤い山体を見ることができませんでしたが、昼食後には空が晴れ渡り赤い山体を拝むことができました!

昭和新山を後にした我々が向かったのは、本日の最終目的地、函館市です。
幕末以来の北海道開発の拠点の一つにして、北海道第3位の人口を有し、北海道を代表する俳優の大泉洋さんのお兄さんが市長を務めるあの函館市です。
函館市では、北海道唯一の特別史跡である五稜郭と五稜郭タワーに足を運び、函館の街の持つ歴史の一端に触れることができました。






「五稜郭は星形!」ということは知っていても、実際にタワーの上から眺めると本当に綺麗な星形で、昔の築城技術の凄さを改めて知ることができました。
歴史ファンにとっても、コナンファンにとっても、そしてゴールデンカムイファンにとっても素敵な聖地巡礼の時間でした。
さて、いよいよ本日のフィナーレを飾ったのは函館が世界に誇る「100万ドルの夜景」観賞です。陽が沈みゆく中、ロープーウェイで山頂に登ると眼下には、様々な色の明かりに彩られた函館の夜景が広がっていました。
自然が作った特徴的な地形の上に、先人たちが開拓し作り上げてきた街の明かりが灯る景色はまさに圧巻です。





多くの生徒が、美しい函館の街並みの一瞬を切り取ろうと記念撮影に励んでいました。
とても良い形で北海道コース4日目の素敵な締めくくりができましたね。
明日はいよいよ修学旅行最終日です。もう少しとなってしまいましたが、学びの深い旅になるよう最後まで頑張っていきましょう!
ちなみに余談ですが‥‥
素晴らしい夜景を示す「100万ドルの夜景」というのは、今から約70年前に神戸六甲山の夜景を見た電力会社の方が、神戸市の1ヶ月の電気代は「100万ドルかかる」といったことがきっかけのようです。
では、「100万ドルの夜景」とは日本円でどれくらいの額なのでしょう。
3月6日のドル円レートは、1ドル=148.82円であり、このレートで計算すると「1億4882万円の夜景」となるようです。
だから何?って話ですね。
明日も頑張ります!