2学年修学旅行1日目(台湾コース)の様子をお届けします。
修学旅行1日目、台湾コースの様子をお届けします。
台湾コースは、他コースと異なり本日より初日を迎えました。
北海道、沖縄コースと同様、広島空港より現地に向けて出発しました。異国の地へ出向くということもあり、多くの生徒は気候、生活習慣、雰囲気に加えて、言語も異なる環境に期待と不安が入り混じっていることと思います。
数時間のフライトの後、一行は降り立った桃園空港近くのレストランで昼食を摂りました。写真ではまだ料理は出ておりませんが、同じようで異なる台湾料理にドキドキ感を持ちながら、口に運んでいた姿が印象的でした。
お腹も満たした生徒たちは、最初の見学地「国立故宮博物院」を訪れました。
「故宮~」といえば、中国北京紫禁城(故宮)をイメージする人もいると思いますが、実は台湾にも同じ名を冠した博物館があります。
元々は、清王朝が所持していた美術品等を軍閥の馮玉祥が一般人に公開したことが始まりとされ、その後、中華民国政府が貴重な所蔵品を戦火から守るため、その多くを南方、そして台湾へ移動させ現在に至っているといわれます。
この博物館には、展示物がとても多くあり、中国六千年以上の文化や技術の変化をみることができました。中華(=世界の中心)と自負するだけの積み重ねを生徒たちは間近で感じることができました。
次に、訪れたのは忠烈祠(ちゅうれつし)です。
ここは、民国政府のために命を捧げた国民たちを祀った場として整備されています。生徒が世界史で習った知識でいうと、辛亥革命や日中戦争等で出てくる人物たちを見聞きすることができると思います。
ここでの見どころといえば、施設を護衛する兵士たちの「衛兵交代式」です。息のあった行進とパフォーマンスに国への思いを感じることができました。
欠席者、体調不良者なく、順調に旅程を終えております。 生徒はとても楽しそうに活動しております。 1日目にして生徒のコミュニュケーションの取り方や振る舞いに成長が見られています。