中学校3年生対象~「研修旅行」最終日の様子をお届けします(2月14日)。
中学校3年生、研修旅行最終日の様子を掲載いたします。
研修旅行最終日は、国会議事堂と日本科学未来館を訪問しました。
まず国会議事堂は、今回は参議院議場を見学しました。
参議院は衆議院とともに、国権の最高機関として法律案の議決や予算、条約の審議だけでなく、国政に関するさまざまな調査を行っています。
国会議事堂は、大正9年(1920年)から昭和11年(1936年)までの17年間をかけて建設され、当時の最高の技術と素材を用いて建設されたそうです。
歴史ある建築の佇まいの中にも、時代の変化に対応しながら、日本の議会政治を担っていることを実感しながら生徒たちは、建物内に入りました。
テレビやインターネット上で頻繁にみる議場を目の前にした一行は、この一区画で私たちの未来が決まっていく現実に、興味関心だけでなく怖さ、責任、使命感など様々な思いが交錯したようです。
議場を後にした中学生たちは、構内に植生している「都道府県の木」を見学しました。
国会構内遊歩道の両側には、各都道府県を代表する木が植えられています。
広島県の木はヤマモミジ。身近な自然がこのような形で紹介されていることに、新たな発見をした生徒も多かったようです。
さて、続いて一行が訪れた場所は、日本科学未来館 を訪れました。
未来館には、科学技術に関するさまざまな展示がありましたが、特徴的な点は、「答え」ではなく「問い」が提示されていることです。
「未来がどんなものになるのか、その答えはまだ決まっていない。」
この言葉の通り、展示を通して生徒たちは自ら問いを見つけ、考え、自分なりの答えを導き出すことの大切さを学びました。
特に、自分たちの生き方や社会の未来についても考えるきっかけになったと思います。
昨日、4日間にわたる研修旅行が終了しました。各種体験活動を通して、生徒たちは多くのことを吸収しました。 この研修で得た経験をこれからの学校生活や将来に活かし、それぞれの目標に向かって進んでいってほしいと思います。