中学校全学年対象~RCCアナウンサー田村友里先生による進路講演会を実施しました(12月7日)
12月7日(土)3、4時間目にRCCの田村友里アナウンサーをお招きし、進路講演会を開催しました。
アナウンサーという仕事の裏側や夢を追いかけることの大切さについて、ご自身の経験を交えながらお話いただきました。
アナウンサーの仕事は、不規則なスケジュールなため、日々の体調管理が重要であることや、ニュースを読む際の正確さが求められることなど、見えないところでの努力が欠かせない職業であると語られました。
「ニュースはただ読めばいいわけではない。固有名詞の確認やアクセントの調整など、細かい準備が重要」と話され、プロとしての徹底した姿勢を知ることができました。
また、田村さんは「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を心に刻んで大切にしているそうです。自分が置かれた環境でどう輝くかを考えて努力を重ねてきた経験を教えていただきました。
そして現在の職業であるアナウンサーになるため、アナウンサー試験に臨まれたわけですが、試験対策として、200枚以上の面接カードを作成し、どんな質問にも対応できるよう準備を積み重ねたそうです。そのとき得た経験を通し、「奇跡を待つより、捨て身の努力」というアドバイスを生徒たちに示していただきました。夢をつかむためのこの力強いメッセージは、生徒たちの心に深く響いたようです。
さらに、「夢がない人こそ、まずは勉強を頑張ることが大切」とのアドバイスもいただきました。将来の選択肢を広げ、後悔のない人生を送るためには、今できることに全力で取り組むことが必要だと話されました。また、自分の好きなことを極めることで、人とのつながりが生まれ、新たな可能性が開けることも教えていただきました。
最後に、「親への感謝を忘れず、自分の夢や目標に向かって努力することが大切」と語られた田村アナウンサーの言葉に、生徒たちは深くうなずいていました。講演を通して、生徒たちは努力の大切さや、自分自身を磨くことの意義を学ぶ貴重な機会となりました。この経験を糧に、中学生の皆さんが未来に向かって大きく羽ばたいてくれることを期待しています。