中学校3年生対象「百践錬磨~三段峡フィールドワーク」を行いました(10月29日)。
10月29日(火)、本校中学3年生は広島県の名勝・三段峡に訪れ、美しい自然とそこで育まれた知恵に触れる機会を得ました。
ガイドの方々の案内により、三段峡に自生する300種類以上もの苔や、厳しい環境で岩の隙間に根を張り生きる植物たちの力強さに、生命のエネルギーを感じました。
雨が降っていたので落ち葉や木の根っこが滑りやすかったです。
ガイドの方にコツを教えていただきながら水切りをしている様子です。
三段峡を歩く中で、生徒たちは苔が何年もかけて土を作り出す自然の循環や、長い年月の間に水が岩を削り生まれた景観に驚きと感動を覚えました。また、古代の人々が岩に手彫りの洞窟を作り、そこを通り抜けた歴史や、殺菌作用のあるホオノキの葉を使っておにぎりを包むなど、昔の人々の知恵にも触れることができました。
生徒はホオノキの落ち葉に穴をあけて仮面にして遊んでいました。
生徒たちは、自然に生きる植物の生命力や、自然の中で生まれた生活の知恵を知ることで、大いに学びを深めました。里山の豊かさと自然の偉大さを感じたこの経験は、今後の学びや成長に大きな影響を与えることでしょう。