3学年対象「消費者講座」を開催しました。
4月25日、本校体育館にて3学年を対象とした「消費者講座」を開催しました。
すでに4月にはいり、18歳となった生徒もいる3年生。高校在学中ではありますが、主権者としての道を徐々に歩んでいくこととなります。
選挙年齢になるということ、国政に関心をもって社会をみる力が必要となりますが、自らの生活に関係する経済感覚も磨いていかなければなりません。
今回の消費者講座では、金融を取り扱う機関である「もみじ銀行」より職員の方をお招きし、主権者としてのお金の使い方、付き合い方について講演していただきました。
18歳になって可能となるもの…その中には、クレジットカードの作成やローンの申し込みがあります。
これまでは、保護者の方の管理、監督の下、必要なモノ、欲しいモノを購入していたと思います。しかし、これからは自分たちの意思で、好きなように購入することが可能となります。
もちろん、「好きなように」の次には「自己責任の下で」という文言が必ずついていきます。ひとえにローンを組むといっても、借り方や返済の方法によっては、大変な額を背負わないといけないケースも出てきます。
生徒たちは保護されているが故、正確な金銭感覚を持っているとはいえません。もちろん、今すぐ、完璧にマスターしなければならないというわけではありません。
お金を使うとはどういうことなのか、学習と責任感をもって少しずつ理解してもらえればと思います。