中学校2年生対象「百践錬磨~農業体験(もみ播き)」を行いました
4月15日(月)4~7時間目に中学校2年生を対象とした農業体験(もみ播き)が行われました。
先日中学校3年生が行った味噌づくり同様、日本の古来からの伝統文化ともいえる米づくりの体験を中学校2年生が挑戦しました。
みなさん周知の通り、米づくりは単に、種籾を土に播く、もしくは植えるだけで育つわけではありません。様々な人を介した活動があって、私たちの食卓に並ぶ美味しいお米になるわけです。
そんな第一歩として、今回行った活動が、苗づくりの行程である「もみ播き」でした。
まず稲を育てるのにまず育苗箱を整えます。苗作りの良し悪しで、その年のお米が左右されると言っても過言ではありません。良質な稚苗(ちびょう)を作るため、まず育苗箱で稲を育てます。
水につけた種籾を、約半日乾かし、育苗箱に土を平らにつめて均等にまきます。その上から水をかけてさらに、土をかぶせます。全て均等になるようにしなければいけないので、見た目よりも大変な作業です。
自然発芽では時間がかかります。そのため2~3日、発芽を活性させるために育苗機にかけます。
この作業をすることにより茎が太くて葉の立った苗が出来上がるそうです。
途中から雨が降りましたが、無事作業を終わらせることができました。
農業体験は1年を通して行われます。ここまでの作業だけ見ても、大変な労力がいることが分かったと思います。この後も、これから泥リンピック、田植え、稲刈りと続けていきます。