修学旅行最終日（北海道・沖縄コース）の様子をお送りします。
北海道ならびに沖縄コースの最終日の様子をお届けします。
北海道コースの最終日は、北海道古来からの歴史や文化を知るということで、「ウポポイ（民族共生空間）」に訪問しました。
2020年に開業したこの施設では、蝦夷地とよばれていた以前より、北海道に定住していた「アイヌ民族」の暮らしや文化等を学ぶことができます。
日本の歴史はどうしても本州中心の通史に学習時間が多く費やされますが、決して本州の出来事が日本のスタンダートというわけではありません。グローバル社会、共生社会というワードが色濃く出てきている現代社会だからこそ、日本にも地域によって多様な社会やメンタリティがあることを学ばなければなりません。
生徒達は、アイヌの暮らしや考え方に触れて、そこで共感、評価できるモノ、私たちでは考えられない思想や生き方に感化されたのではないかと思っております。
その後一行は、新千歳空港へ。旅の最後を締めくくるフライトの旅に臨みました。最終的に20時ごろ、広島に無事戻ってまいりました。
沖縄コースの最終日は、那覇市内の班別研修を中心に時間を費やしました。
広島も国際平和都市として、国際色あふれる姿をみることができますが、那覇も独特な国際文化を随所に味わうことができます。
前近代の中継貿易で培った東アジア、東南アジアなどを文化と占領下に伝えられたアメリカ文化の融合。多様な世界とのつながりから、広島では味わえない感動や発見があったのだと思います。
沖縄コースも最後はフライトの旅に臨みました。こちらも無事、広島空港に到着。各々の自宅に戻りました。
