中学校３年生対象「関東研修旅行最終日」の様子をお届けします。
中学校３年生の「関東研修旅行」最終日の様子がまとまりました。
４日間続いた研修旅行もいよいよ最終日の日。一行は、日本の政治の中心地と日本の科学技術が集合した場所への訪問をしました。
まずは、国会議事堂を訪問。
東アジア初の近代国家となった日本。欧米列強に負けない国づくりをするため、まず明治政府は「産業の勃興・諸制度・諸法典の編纂・近代的教育の確立」などを手がけたといわれます。
中学校の生徒たちも「殖産興業・富国強兵」や「明治憲法」など明治の英傑たちが苦労して積み上げてきた業績をたくさん学んできました。
今回訪れた国会議事堂は当時の大日本帝国議会を象徴する場として、1936（昭和11）年に完成しました。今回の写真にはありませんが、アメリカの国会議事堂を模して造られたといわれています。
全国各地から集まってくる優秀な代議士たち、また生徒たちが見学している参議院（元の貴族院）には、政界・財界・学術界などの俊才たちが集まって、日本の未来を論じていました。
出来た当初は戦争への道に突き進もうとしていた時代でした。命をかけて国家を作り上げた人たちが集っていた議場です。ここに佇み、生徒たちは何を考えたでしょうか。
続いて生徒たちは「未来科学館」を見学しました。
日進月歩…どころか数分、数時間で技術が進歩している…。今日の社会はそんなハイスピードの時代となりました。
現代の科学技術がどのように進歩、そしてどんなモノが開発され、私たちの手元にやってきているのかを展示品や企画展を通して学びました。
私たちが当たり前に使っている家電でも、その構造や作成秘話を知ると「意外！」と思うことがたくさんあります。
意外の中から、新たな発見や創造性が見出されます。生徒たちの中からも、ここに飾られる大発明者が生まれるかもしれません！
さて、４日間の研修旅行はすべて終了しました。あと少しで３年生も高校に進学です。これまでの知識を基にこれからも頑張っていきましょう！
