普通科2学年対象「生徒指導LHR」を実施しました。
2月5日、本校では1・2学年の生徒たちを対象とした「生徒指導LHR」を実施しました。
日常生活で起こる課題について、進級する事前教育として、各々で見つめなおす目的をもって取り組んでおります。
普通科2学年は、海田警察署「生活課少年係」ならびに「刑事課」より職員の方が来校され、近年増加している「薬物犯罪」と「闇バイト」についてご講演いただきました。
犯罪は私たちにとって、別世界の出来事である…と受け取る人が多くおります。しかし、犯罪件数(認知犯罪件数)は、今年度で60万件以上発生しており、必ずしも他人事の世界ではないことが分かります。
一方、犯罪に手を染めてしまう人の人数も多く、その中には未成年者が関わるケースも増加しています。
「軽い気持ちではじめた」、「たった1回やってしまっただけなのに…」、「悪い夢を見ている…夢から覚めたい」
講演会中に使用された映像を通し、犯罪に手を染めてしまった人の悔恨の念は、生徒たちの心に突き刺さるものがあったと思われます。
犯罪に正当な事情はほぼ存在しません。一方で、過ちは生きている限り、被害者、加害者問わず、その後悔は存在し続けます。
自分たちは何のために生き、そしてどのように人生を全うしていくべきか…犯罪を許さない強い心と犯罪を起こさない社会の実現を考えてもらえたらと思います。