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高校(全日制)

模擬裁判を実施しました(9月7日)

9/7(木)、難関コースの1・2年生は「模擬裁判」を実施しました(事前 ガイダンスの様子は、7/14(金)の記事をご覧ください)。

今回の模擬裁判では、刑事裁判を扱い生徒たちは果敢に本番さながらの法廷に挑戦しました。生徒が検察側・弁護側のグループにそれぞれ分かれ、事件のシナリオに基づいて裁判を行います。

これまで生徒たちは、今回の裁判に関連する膨大な資料を読み込み、グループ内で意見交換をして論点を整理してきました。本番が近づくと、放課後まで残って作戦会議を重ねていました。 そのため、必然的に集団討論を行っていくため、法廷で必要とされるコミュニケーション力が身についていきました。

模擬裁判当日は弁護士の方が裁判官役を務めてくださり、検察側・弁護側ともに、練りに練ってきた尋問を行い、熱い討議となりました。

特に、事件の立証をするため、検証動画を見せるなど、創意工夫した取り組みを行っていた点は印象的でした。 模擬裁判は競技方式です。審査員の弁護士の方々に各チームの立論・立証内容を採点して いただきました。

採点の結果、1年生は有罪判決(検察側チーム勝利)、2年生は無罪判決 (弁護側チーム勝利)となりました。 立論・立証内容次第で判決が異なるところが、模擬裁判の面白いところですね。

ちなみに、1年生の有罪判決では執行猶予なしの6年懲役となりました。 弁護士の方からは、主張につながるまでの、尋問の組み立て方をしっかりと考えることができていたとご講評いただきました。

一方で、尋問はもっと具体的に細かく聞いていくべきだということや、再主尋問では自分たちの主張を補強するようにフォローを入れないといけないことなど、足りない部分や間違いをご指摘いただき、多くの学びを得ることができたと思います。

全体を通して、文章を考えるときは、言葉を具体的かつ論理的に組み立てていく必要があることを改めて学びました。 また、法律学は、文系のイメージでしたが、数学のような論理的思考力を用いながら主張を組み立てていく力が大事であることを教えていただきました。

今回参加した生徒たちは、課題や授業の予習・復習がある中で、夏休みや放課後の時間を使って準備をしてきました。大変だったと思いますが、今回の経験を通してさらに成長できたことでしょう。本当にお疲れ様でした。

最後に、広島弁護士会の方々には事前の準備段階より、貴重なお時間を割いて模擬裁判の実施にご協力頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。来年もぜひよろしくお願いいたします。

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