2023年度「広島国際学院中学校・高等学校体育祭」を開催しました。
6月15日、本校中学校・高等学校による「体育祭」をグリーンアリーナで実施しました。
あいにく交通状況の遅延の関係があり、実施時間が遅れてしまいましたが、時間の遅れを乗り越えるほど、学校全体で盛り上がった姿が印象的でした。
開会式冒頭で校長先生より、「これまでコロナの関係で制約されていた体育祭が何の憂いもなく開催できることを嬉しく思います。結果が全てなく、全員で体育祭を作り上げていく、そんな素晴らしい1日にしていきましょう。」とお話をいただきました。
今回の在校生全員が本校の本格的体育祭を経験するのが初めてとなります。
一つひとつの競技に真剣、喜び、悔しさ、助け合いなど、色々な姿が短時間でみられました。学校全体で大変充実したひと時でよかったです。
さて、競技の詳細についてご紹介しましょう。
今回は、あらゆる競技でリニューアル、または新種目が登場しました。
1番の目玉は、赤組、青組対抗の応援合戦です。
各クラスや有志で選抜された生徒たちで、応援団を編成。体育祭本番まで、放課後定期的に残って練習を積み重ねました。
体育祭後半からは本格的な衣装を身にまとって。迫力ある応援を披露。観客全員から大歓声があがりました。
集団演技では、高校1年生の演技が男女混合に。これまで集団行動=男子、女子=ダンスでしたが、全ての演技を男女一緒に行いました。それぞれが普段見せない風景が見られて大変新鮮でした。
女子の玉入れは数年前から恒例となった競技。通常に固定されたカゴに入れるのではなく、先生たちがカゴ背負い、逃げ回る中で玉を入れていくというもの。逃げる側も玉を入れ込む側も必死かつ楽しく競技に参加します。
競技前半では、各学年で「クラス対抗長縄」を実施。こちらも例年実施されている競技ではありますが、今回は各クラスごとに「クラスTシャツ」を生徒会提供で作成。クラスカラーと独自のデザインを作って、披露しました。
アリーナに、彩り豊かな花が咲いたように、とても綺麗な風景が完成しました。
中学生の集団演技は、全学年で盆踊り。お揃いの法被を着て、一生懸命に楽しく軽快に踊っていました。やはり、高校とは違って男女共に愛おしさのある姿が印象的です。
一方、3年生の盆踊りは、例年通り全員が浴衣を着て3曲披露します。普段なかなか着ることのない浴衣だからこそ、みんな雰囲気を出して高校生活最後の体育祭の代表的な風物詩をしっかりと楽しんでいました。
2年生はフォークダンス…こちらも3曲に合わせて、軽快にステップを全員で合わせていました。
体育祭の風物詩といえば、「真剣勝負、熱くぶつかり合う、正々堂々と戦う」があります。
今年は、綱引き、騎馬戦、三種リレーがその代表でした。
綱引き(1〜3年生男子混合)一進一退の勝負となり、最終戦までもつれ込む試合となりました。
最後の勝負は最上級生の3年生のみで決着をしました。本当に熱い戦いでした。
騎馬戦はルールを新しくし、従来の帽子取りだけでなく、帽子につけた紙風船を柔らかい剣で叩いて割るという本格的なモノになりました。
一騎打ちの醍醐味を十分に味わえ競技者も観客も大変盛り上がりました。
三種リレーは今年から始まった新競技。各クラスただバトンを繋ぐのではなく、ボールをお玉でつなぐ→2人1組で背中でつなぐ→馬跳びをすると技術や知恵がいる形で競技しました。
熱く戦うのは生徒だけでなく、先生も熱く戦いました。「教員リレー」では各学年で分かれ、全力で走りました。怪我は、とりあえずなかったようです。お疲れ様でした(Facebookページをご覧ください。)
最後は各学年によるクラス対抗リレー決勝…最後の最後まで熱い闘いが見られました。
本日は生徒、教職員…そして全てを支えてくださった皆様に感謝いたしたいと思います。来年もまた素晴らしい体育祭が出来ることを祈っています。