普通科2学年(難関・特進・選抜・総合進学コース)修学旅行最終日(北海道編)の様子をお届けします。
北海道修学旅行も本日で最終日です。
残り僅かの時間ですが、一行はホテルを出発したのち、北海道のアイヌ文化を体験する「ウポポイ(民族共生象徴空間)」を訪れました。
皆さんが周知のとおり、北海道は本州とは異なる民族「アイヌ民族」が古来より居住しておりました。
農耕民族が祖先である人が多い本州の人々と異なり、狩猟・採集活動を生業とする彼らは、明治維新になるまで、独自の文化を築き上げてきました。
周りにあるものすべてに神が宿り、そして私たち人間はありがたくその命をいただく。自然のあるがままに生きる彼らの生活は、今、世界中で話題とされているSDGsの先駆けともいえると思います。
現代の生活スタイルと異なるアイヌ人の様子を学び、生徒たちは心の中で「こんな生活ができるんだ!」・「自然とここまで共生できるなんてすごい!」と感じたのではないでしょうか。
わずかな時間でしたが、今後の共生社会を学ぶ良いきっかけとなったと思います。
その後一行は、最初に降り立った新千歳空港に到着。直行便(新千歳→広島)と経由便(新千歳→羽田→広島)に分かれて帰宅の途につきました。
4泊5日とはいえ、あっという間の時間だった北海道修学旅行コース。充実した旅であったことを期待しています。