中学校3年生対象「東京研修旅行2日目」の様子をお届けします。
2月14日、本校中学校3年生は「東京研修旅行」の2日目に臨んでいます。
2日目は、東京グローバルゲートウェイ(TGG)に出向いて様々な課題活動を行いました。
東京グローバルゲートウェイとは何か…と疑問を抱いた人が数多くいるのではないでしょうか?
今回中学生が訪れた施設は、東京都江東区にある体験型英語実習ができる施設として2017年に開設されたものです。
東京都教育委員会が協力しており、小学校から大学までの児童生徒、学生がそれぞれの課題にあった語学学習が行える次世代型の教育施設として注目されています。
中学3年生一行は、現地に到着すると、それぞれの目的に合わせて、活動を開始しました。
各8人ほどのグループを編成し、それぞれの課題に対し1人エージェントがついて研修をすすめてくれます。
生徒達が体験するミッションは、写真の通り…
①お買い物ミッション…海外、もちろん日本国内もですが、他言語の人からモノを売買するシーンが今後想定されます。自らが知識として知っている語学力をどう効果的に活用するかを考え名がらコミュニケーションをとりました。
②旅行会社でのミッション…旅行は誰もが一生に数回経験するライフスタイルです。もちろん海外へ行くことも当たり前な時代となっています。旅行で起こり得るトラブル、必須な会話についてシュミレーションして取り組みました。
③演劇のためのウォーミングアップ…近年、他者との交流の一環として「演劇(アート)」を取り入れた技術が注目されています。自らの考え、また他者の考えをどのように分かりやすく表現、あるいは理解するか…アート思考、デザイン志向を学んでいく。なかなか普段の授業では体験できない学びです。
④SDGsを考えるプログラム…最後は、持続開発可能さ社会を目指す…で市民権を得ている活動を行いました。言葉、内容は知っているが、いざどのように学んだことを活かしていけばよいか、実際に日本と世界との間でSDGsの認識、重要度がどのようになっているか…時事問題に触れながら勉強しました。
いずれのプログラムも生徒達にとって、大変新鮮で、考えさせられる学びであったようです。勉強は机上でたくさんの知識を知っている…だけで完了するものではないことを肌感覚で理解できた1日でした。