本日、2年生難関・特進・選抜コースの総合的な探究の時間に「SDGs」発表会を行いました。
今回のプレゼンテーションは「発想力」と「論理的構成力」を育むことを目的に各グループ発表に取り組みました。
今回の発表会では、PowerPointを作成する中で、図や写真、表などを用いたり、クイズを通してわかりやすく社会で起きている現状や課題、解決策を説明していました。
今回の取り組みを通して、生徒自身の生き方や社会で起こる現状に変化をもたらすための取り組みを主体的に行っていかなければなりません。今後の生徒の自発的な取り組みに期待したいです。
普通科国際教養コース2年生の語学研修旅行、最終日と研修以外の一コマをお送りします。
語学研修を中心とした研修旅行ではありましたが、それ以外にもささやかながら、現地の食事と、土地の様子も見聞したようです。
【4日目 防災教育と体験活動】
食事は東北地方ということもあり、魚介類が中心、寿司や広島の味覚でもある「カキ」を堪能したそうです。勿論、黙食でのマナーを守りながらです。
また、東日本大震災の被災地でもあるということから、「防災教育」にも力を入れました。中国地方でもM6~7の大地震が30年以内に高い確率で発生すると言われています。決して他人事ではない防災についてをしっかり学びました。
主に4日目の研修で震災遺構である荒浜小学校(仙台市)を見学。
とにかく、衝撃の連続だったそうです。案内人の方に当時の状況や教室を紹介してもらいながら誘導していただきました。途中で15分程度の被災された方たちのインタビュー映像を見せていただきました。生徒たちも、実際に被災した状況を目にして、感極まるものがあったように思います。
続いて、仙台での笹かまぼこ作りを体験。
仙台の有名な土産品である「笹かまぼこ」作り体験をしました。魚のすり身が練られたものを笹の型にして、焼炉で熱していく、というところのみ実際に行いました。魚の風味や歯ごたえ、想像以上の美味しさに生徒たちも思わず笑みをこぼしていました。
最期は、夕食はフランス料理のコースでした。あまり慣れていないテーブルマナーの学んだり、フランス料理の味を堪能したりと研修旅行最後の夕食にふさわしい内容となりました。
【5日目 最終日】
5日目は仙台で、現地のお土産等を出発まで購入しました。コロナウィルス対策のこともあり、限定された行動となりましたが、わずかばかりも旅行の醍醐味を味わいました。
そして仙台空港から飛行機で広島に帰りました。飛行機から見る街の夜景の様子は最高で、生徒は目を輝かせてフライトを楽しんでいました。
そして、広島空港にて解散式。添乗員の方、引率教員の石堂先生、校長先生よりそれぞれお話をいただきました。最後に、生徒代表より、5日間お世話になった方々にお礼の言葉を述べ終了となりました。
様々な制約がある中での研修旅行でしたが、大変有意義な研修で会ったと思います。
以上で、国際教養コースからの研修旅行報告をとじさせていただきます。皆さん有り難うございました!
今日も冬らしい厳しい冷え込みと雪がちらつく朝となりました。
写真は、本日朝の本校グラウンドの様子です。人工芝のグラウンドが一面雪景色となりました。
さて、明日から2日間、一般入試を受験する生徒にとって最初の関門となる「共通テスト」です。
コロナウィルスによる感染が心配な日々となっていますが、これまで培ってきた実力を十分発揮して頑張って下さい!
本校教職員一同、受験生の皆さんを応援しています!
1月12日、普通科国際教養コース2年生の「語学研修旅行」4日目のレポートが届きました。
今回は、いよいよこれまでの成果を披露するスピーチコンテストです。
【Last Lesson / Speech Skills 2】
11日の”Speech Skills 1”でのレッスンの続きで、12日は実際に生徒1人ひとりがクラスメートとRandy先生とDominic先生2人のスタッフに対して、スピーチを行いました。
いつもよりも早めに教室に集まっていましたが、生徒たちには非常に緊張した表情が見られました。スピーチにおいて大切なのは、内容を相手に対してリアルに伝えられるかです。生徒たちは「ボリューム」「テンポ」「イントネーション」「エモーション」の4点を意識し、ボディランゲージを交えながら、非常に堂々としたスピーチを見せてくれました。まさにBritish Hillsでの研修の集大成を飾ることができました。
その後、Dominic先生が100点満点で各スピーチを採点。1位から3位を決定しました。
このレッスンをもって、British Hillsでの全行程が終了しました。わずか数日間ではありますが、だんだんと自信を持って自分を発信するようになっていきました。顕著に目に見える変化でしたので、我々教員も驚きでした。見送るスタッフに手を振りながらBritish Hillsを後にする生徒たちの顔には、充実さと寂しさが見られました。
次回は研修旅行最終日です。
充実した3日目…その②をお送りします。
【7th lesson / Introduction to Discussion】
3日目の午後はレッスンはIntroduction to Discussionという内容を学びました。
スコットランド出身のKen先生による、大変美しいBritish Englishでの授業です。
まずは、DiscussionとDiscussionと似ているArgumentの違いについて学びました。Discussionは互いの考えを出しあった後、共通点を見つけたりする発展性や可能性を導き出す活動とのこと。一方、Argumentは互いの意見をぶつけ合う…自己主張のみ、口論ということでしょうか。
これらの違いを認識しながら、生徒は特定のトピックに対してDiscussion の定義にあうスピーチを行いました。
レッスン後半のDiscussion では10,000,000ポンドの賞金が懸かかった?無人島ゲームに挑みました。無人島に持っていく6つのアイテムについて、生徒一人ひとりが真剣に意見を出し合い、どのアイテムが有効なのかを互いに根拠を用いて説明しました。辞書を活用したり、Ken先生に質問したりするなど、様々な方法を駆使して、アイテムを決定していきました。英語を聞く、話すというプロセスを繰り返す訓練で、英語によるアウトプットスキルに、少し自信を持てるようになりました。
【8th Lesson / Discussion Series : SDGs】
3日目最後レッスンでは、SDGsについての授業を南アフリカ共和国出身のZain先生および英国出身のDominicからレクチャーされ、たくさんの意見交換を行いました。
最初のテーマは、What do we need to make the world better ? (世界をより良い場所にするために何が必要か)というテーマについて話し合いました。
生徒達からは、no food loss(食料廃棄物を無くすこと)やgender equality(ジェンダー平等)といった多数の意見がでました。
それらを国連が設定した17個の目標と照合し学びを深めた後、日本の視点から優先的に取り組むべき問題を3つまで絞り込む作業を行いました。
その後、準備したワークシートにその課題の重要性、具体的な行動、そしてそれにより得られる効果についてのメモを完成させ、グループごとに発表しました。
環境の変化により、生徒たちの疲労はピークとなっていましたが、それでも先生方が与えた多くの助言やヒントをベースに活発で有意義なDiscussionを交わすことができました。
発表後にはレッスンしていただいた先生方から多くのお褒めの言葉をいただき、語学学習に対するモチベーションが高まったようです。
宿舎に帰った後も、翌日のスピーチコンテストに向けて多くの生徒が練習に励んでいました。引率した教員や関わったスタッフは、生徒がこの研修の意義をよく理解し、行動する様子に感動しております。
かけがいのない、この語学研修の一時が、素晴らしい思い出となるよう、全力でラストスパートします。
本日も普通科国際教養コース2年生の様子をお送りします。今回は1月11日、3日目のレッスン風景です。日々、語学レッスンが高度となっております。ぜひ一読してみてください!
【5th Lesson / Speech Skills 1】
11日、最初のレッスンでは、Randy先生・Dominic先生2人のスタッフのもと、スピーチの技術を向上させるためのテクニックを学びました。
スピーチにおいて、大切なのは内容ではなく、「いかに相手に伝えるための技術を駆使できるか」だそうです。また伝えたい言葉に「ボリューム」「テンポ」「イントネーション」「エモーション」の4点を意識したスピーチを心がけるようにするとのアドバイスをいただきました。
さて…生徒たちは次の日に実際にスピーチタイムを実施することを告げられました。これまで学んだことを基礎に、実力を披露することとなります。
翌日の発表に緊張と不安は高まりますが、生徒たちそれぞれがテーマとスピーチする内容を一生懸命考えていました。自由時間には、暗唱をすることに加えて、本日のレッスンで教わった4点のスキルを意識し、ボディランゲージも入れながら練習をする生徒の姿がありました。
果たしてこれまでの成果が活かされるのでしょうか?(次回ご期待!)
【6th Lesson / Cooking Scones】
次の時間は、気持ちを切り替え、イングランド出身のBratt. A先生のご指導のもと、スコットランド料理を代表する「スコーン」を作りました。英語圏の食文化体験です!美味しい食べ物!ということもあり、これまでとは違う、生徒たちのときめきが聞こえてきました。
スコーン作りは、小麦粉にベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめてから軽く捏ね、成形して焼き上げる、という工程です。
楽しいクッキング…ではありますが、ここでも語学研修が随所に出てきます。ここでの研修では当たり前!ですが、日本語ではなく、英語で調理プロセスをレクチャーしてもらいます。
普段聞きなれない調理器具や用語はすべて英語!普段の英語学習よりも難しくて、新鮮な内容でした。現地の文化にも触れられ、言語や思考力だけではない学びをBritish Hillsで学習することができ、有意義な時間を過ごせました。
普通科国際教養コース2年生の「語学研修旅行」、2日目の様子がまとまって送られてきました。ご紹介いたします。
1月10日より、生徒たちは本格的なレッスンに入りました。 レッスンは90分×4レッスン で、マスク+フェイスシールド着用した形で、充実したひと時を送っております。以下、各レッスンでの様子をレポートしました。
【1st Lesson / Survival English】
イギリス出身のJoshua先生のもと、Hills初のレッスンが行われました。British Hillsでの最初のレッスンということで、アイスブレイクを行いながら、英語でコミュニケーションすることに慣れていく時間としたようです。
生徒達はチーム対抗でのアクティビティを中心に、WritingやSpeakingを行うといった、英語のアウトプットに特化した内容を行いました。
【2nd Lesson / Adventure Series : Social Media】
続いて、カナダ出身のRebecca先生のもと、午前2つ目のレッスンが行われました。このレッスンでは、チームに分かれて1つの番組を作成する取り組みを行いました。自分たちがYouTuberやTikTokerであると仮定して、チャンネル登録者を増やすためにどのような内容を作るかを考えました。カメラマン・司会・演者に分かれて、最後にタブレットで録画をしながら実演したようです。
時代の先端を走るツールと語学を掛け合わた授業は、いずれも表現力と発想力がいる学習です。もどかしくなりながらも、一生懸命考える姿の生徒に、研修を実施してよかったと引率教員一同、うれしく思いました。
【3rd Lesson / Adventure Series : Sherlock Holmes】
2日目の午後はより実践的でユニークなアクティビティに取り組みました。まずはカナダ出身のTiffani先生と共に、イギリスの名探偵シャーロックホームズをテーマにした推理ゲームに取り組みました。
シャーロックホームズはその作品の中で登場する、ロジカルシンキング(論理的思考)、ラテラルシンキング(水平的思考)、そしてディダクティブリーズニング(演繹的推論)などの能力を使って、あらゆる推理を解決します。
私たち一人ひとりもあらゆる角度からクイズに挑み、それらのスキルを存分に使って難題を少しずつクリアしました。チームで協力し合い、クイズ後は皆が達成感を味わうことができました。
【4th Lesson / Snooker】
2つ目のアクティビティは、Snooker(スヌーカー)と呼ばれるイギリスの伝統的なゲームを楽しみました(*ビリヤードに似たゲームですが、盤面や使用する玉の大きさ、ルールが異なるそうです)。
南アフリカ共和国出身のMoja先生よりSnookerの基礎から高度な技に至るまで一つ一つを丁寧に教えてくださいました。その精度の高さに生徒たちは圧倒されましたが、少しでも技術をマスターしようと、繰り返しトライをし続けました。すると、すこしずつコツを掴み、Moja先生のように華麗にプレイすることが出来るようになりました。ライトによって照らし出されたテーブルや真剣に球を見つめる眼差し、静けさの中に響く球の音は、とても雰囲気がありSnookerの世界を楽しむことができました。
以上2日目(1月10日)の研修活動を紹介いたしました。序盤からとても中身の濃い学習内容です。研修終了までの間、参加生徒はどのくらい語学力が伸びるのでしょうか?期待大ですね!
語学研修旅行1日目の様子をご紹介します。
1月9日午前8:00に出発式を行いました。
出発式には、岡田校長先生・長延教頭先生・2学年主任瀬越先生・国際教養コース主任岡森先生に立ち会っていただきました。
「語学力向上という学習目標を立て、それを達成するための不安や課題が出てくると思いますが、充実した研修旅行としてください。」と校長先生より激励の言葉をいただきました 。
そして、今回の研修先となるBritish HIllsには、午後3時25分ごろに到着。
British Hillsは雪がとにかく多く約1メートルほどの積雪あったとのこと。雪にあまり慣れていない広島人からすると、驚く光景であったと思います。
さて、現地に到着後は、ネイティブスタッフのもとパワーポイントでのガイダンスが行われました。Hillsでのマナーやルールを、クイズも交えながら約30分。その中でチェックインの用紙を記入や、各自の部屋の鍵の受け渡しを行い研修の手続きを済ませていきます。これがHills内でのファーストコンタクト、お気づきかとは思いますが、そのやり取りも英語を交えてのトレーニング。
さあ、生徒たちにとって、初めての英語漬けの日々です。2日目からどんな日々となるのでしょうか?楽しみですね。
また、報告が入り次第更新してまいります。