先日の中学校新入生登校日に引き続き、本日は4月から入学する高校1年生の登校日を実施しました。
多くの新入生が入学する本校において、今回は各コースの手続き時間帯を分散化して各種処理を行っていきました。
例年と異なり、少し閑散とした手続きの様子となっています。
入学するために必要な入学者情報、銀行口座、入学後課題など1人ひとり確認をしながら手続きしていきます。
物品購入は例年通り体育館で実施しますが、こちらも感染症の影響を考慮し、人数を制限しながら実施しました。
未曾有の時代となっている世界情勢ですが、4月には従来通り入学式が行えることを教職員一同切に願っています。新入生の皆さんは、少しずつ国際生としての自覚と今後3年間の目標をしっかりと立てて、当日を迎えて下さい!
高校生新入生登校日が3月23日に実施致します。
当日の流れについて、下記文章に掲載致しました。新入生ならびに新入生保護者の皆様におかれましては、必ずご一読いただき来校いただきますようお願い致します。
新型コロナウイルス感染症への本校の対応につきまして下記の方針が決定致しました。在校生ならびに保護者の皆さんは、必ずご確認のほどお願い致します。
3月1日、本校高等学校第71回の卒業証書授与式を挙行致しました。
例年通り盛大な式として執り行う予定ではありましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により、様々なご不便をおかけしました。卒業生の皆さん、また保護者の皆様には大変申し訳なく感じております。
できるだけ、例年の式と同様な形とするため、保護者控え室には式場を映し出すビジョンを設けさせていただき、校内放送による音声を加えた形でライブ配信をさせていただきました。
またクラスでの時間を充分に取ることを考慮し、本会場での式典時間を短縮し、ホームルームの時間を充実させていただく方法で執り行いました。
さて本日の様子をダイジェストにてお送り致します。
最初の写真は式前のホームルームの様子です。
本日で最後の朝のホームルームということもあり、いつもより静かな雰囲気でした。やはり新たな旅立ちによって、3年間ともにした友達、そして担任の先生方との別れを少なからずも寂しく感じていたのだと思います。
式典は卒業生、教職員、そして来賓のみが会場で行いました。厳粛な雰囲気は変わらず。卒業生の皆さんは、心の中で3年間の思い出をかみしめていたようです。
卒業証書の授与後、校長先生より、以下の式辞が述べられました(抜粋)。
「卒業生の皆さんが3年間で築いてきた有形、無形の学校生活の体験は、貴重な財産になると思います。なぜなら、いつどこで予測のつかないことが起こる時代にあって、たくさんの経験が自分の身を守る術になるからです。今回の『新型コロナウィルス』に代表されるように、私たちは突然の出来事に、迅速な対応が求められるようになりました。科学技術が進歩し、AIの技術が普及しても、私たちの成すべきことは、私たち自身が考え判断しなければならないのです。皆さんは、高校生活で人との出会いを大切にし、多くの仲間を築いていきました。平成から令和の時代となった今、自らが成長させてきた力に加え、今までの培った繋がり、皆さんが磨き上げてきた人格を大事にして、社会に巣立ってもらいたいと思います。」
卒業される皆さんは、入学時に西日本豪雨、そして卒業時にも大きな試練を迎える世代となりました。マイナスに感じられることではある一方で、逆境を経験した者しか分からない強い心は身についたと思います。
「逆境に仲間と力を合わせ、しっかり考えて立ち向かおう」
祝辞として述べられた田中理事長先生のはなむけの言葉ですが、まさに卒業生の心に刻む言葉であると思います。
体育館の式後は、最後のクラスホームルーム。それぞれのクラスで実施された一時は、個性的なモノでした。笑顔あり、涙あり、そして感動感謝が溢れた時間だったのではと思います。
卒業生の皆さん、あためて卒業おめでとうございます。これからが皆さんのスタートラインです。皆さんの未来が輝かしいものとなりますよう、頑張って下さい!