12月16日、本校にて日本赤十字社の協力の下、校内献血を実施しました。
30分程度の時間で多くの人の命が救える献血活動は、本校が長年取り組んでいる校内活動です。
冬場は血液のストックが足りなくなる時期でもあり、多くの献血が必要となります。生徒達一人ひとりの力は小さいかもしれませんが、それでも自らの判断で多くの生徒が時間の合間を縫って献血に参加してくれました。
献血活動は、誰でも献血が出来るわけではなく、一定の年齢(17歳以上の高校生が基本対象)、各自の体重(50㌔以上)や健康状態などを確認した上で、献血に入ります。どうしても献血がかなわない人もおりますが、それでも人のために貢献するという心がけは大変素晴らしいことと思います。
問診や血液検査で献血が可能となった生徒達は、献血車にのって採血を行いました。痛みは少なく、リラックスした状態で活動ができます。
今日一日で参加してくれた生徒達は176名。生徒達の善意で多くの人たちの命が救われることを祈ります。
12月15日、本校での恒例講座となりました、越塚登先生(東京大学大学院情報学環教授)による「教育講演会」、そして小学生を対象とした「プログラミングセミナー」を開催しました。
教育活動の多様化が進む中、情報機器を活用した学習活動は、教える側も学ぶ側も必須のスキルとなってまいりました。特に、与えられたモノをそつなく活用する力ではなく、与えられたモノをどのように自らの思考力で応用していくかが、今後の私たちに求められていく能力になっていくことは間違いありません。
そのような今日における最先端の教育技術について、越塚先生より明確に講演していただきました。
講演会活動と同時に、小学生を対象としたプログラミング講座では、タイムレスエデュケーションの小林真輔先生のご指導の下、プログラミングの活用法や自分でプログラムした情報で、部屋の電気の色を変化させる学習を実践しました。
すでにプログラミングの基礎力を持つ子どもたちと、初心者である子どもたちが入り交じっての学習会となりましたが、みんな真剣かつできあがったプログラムに喜びを感じながら楽しんでおりました。
この行事をもって今年度のプログラミングセミナーは終了となります。来年もまたこの学習活動をとおして素晴らしい出会いがあることを楽しみにしております。