進路指導課からの報告です。本校では10月下旬より、2年生を対象とした「大学入試改革」ならびに「英語成績提供システム」に関する講演会を行ってまいりました。
現在の2学年から対象となる大学新入試。大きく変化する入試制度について、全員で共有しようという思いから、今年度コース別に講演会を実施しました。
進路指導課が中心となって、大学入試の変更点やその中での目玉とされる「英語の外部試験」の導入に関する必要な知識を確認していきました。
いよいよ本格的な入試にむけて2年生も始動していかなければなりません。試行錯誤の中での勉強となりますが、是非自分の持てる力を発揮して頑張って下さい。
*(参考)今回説明会を実施した日時です。
10月25日(金)2限 総合学科@ホール
10月25日(金)7限 普通科II型@ホール
10月30日(水)限 普通科特進コース @3階多目的教室
10月30日(水)限 普通科I型@ホール
広島国際学院中学校2020年度入学試験の生徒募集要項を中学校Webサイトにアップしています 。
2020年度入試も昨年度同様特待生入試(入試Ⅰ)と適性検査型入試(入試Ⅱ)を実施します。試験日は特待生入試が1月7日(火)、適性検査型入試が1月11日(土)と昨年より早くなっております。
昨年度同様、専願加点やW受験加点が適用され、今回はさらに併願受験者の手続締切日を二段階手続きではなく一括手続きで1月31日(金)に設定するなど受験者にとって有益な情報も掲載されています。
詳しくは中学校Webサイト[入試情報]のページをご覧ください。
10月29日、本校校長室にて「同窓会奨学金給付書授与式」を厳粛に執り行ないました。
この式は、毎年、学業が優秀かつ学校の模範となる生徒に対し、本校同窓会より奨学金を給付し、今後の勉学のさらなる向上を後押しするものとして創設されたものです。
今年度も1年生より3名の給付者が選ばれ、同窓会会長、竹内正彦様より給付書が手渡されました。
学校生活に慣れ、充実した日々を送っている給付対象者ではありますが、これから先も試行錯誤しながら自己の進路を見極めていくと思われます。
是非とも卒業後には輝かしい進路を勝ち取れるよう頑張ってほしいと思います。
10月27日、本校では、広島県内の私立学校教職員が集う「私学祭」が盛大に行われました。
この行事は、日頃交流活動が持てない各私学の教職員の交流と親睦を深めるため、毎年1回、各校持ち回りでスポーツ大会ならびに文化行事を開催しているものです。
今年度は本校が会場校となり、各地域から参加されました教職員の皆様をおもてなししました。当日はおよそ100名ほどの方にお集まりいただきました。誠に有難うございました。
さて、このたびはスポーツ大会を主体として、ソフトボール、バドミントン、バレーボール、テニスなどで各種目で熱戦を繰り広げました。本校教員もおもてなしをしながら、競技に参加。
そして、多くの競技で優勝、または2、3位に入る健闘をいたしました。
写真は表彰式の様子です。
次年度は会場が移りますが、競技者として全力で頑張ってまいりたいと思います。
10月25日、総合学科1年生を対象とした「産業社会と人間」の授業において、今年度最後の「社会人講話」を実施しました。
2年からの系列選択にむけ、進路探求の一環として捉えてもらえればという思いから、いわゆる「職人」と呼ばれる職業人に講演をしていただきました。
今回の講師は、和菓子職人の明神宜之様に依頼させていただきました。
広島市・呉市を中心に複数店舗のある「旬月 神楽」の店主としてもご活躍されている明神様。技術を伴う仕事のあり方を講演していただき、生徒達は就業の厳しさから、職に就いた後も日々鍛錬が必要であることを痛切に感じ取ることができたようです。
周知の通り、和菓子は限定された材料を用いて、美味しさだけでなく、見た目で楽しむ芸術性も求められてきます。モノが溢れる現代社会にあって、あるものだけで、自己を表現する技術は、厳しい反面、魅力的な仕事にみえました。
講演後、生徒達は実際に和菓子を作る体験を受けました。各クラスの代表者によって、花を模した和菓子作りに挑戦しました。
まずは和菓子作りの基礎となる餡の形作りから挑戦。あらかじめ着色されている異なる餡を捏ね、丸めて形を作っていきます。
形が出来ると、次に用途に合わせて模様を入れる道具を使って、花を作っていきます。スプーンで押し当ててバラの花びらを表現する技法。はさみを使って、菊の花を表す細かな作業。さらに梅の花を作るため、棒をあらゆる部位を使って形作る方法などすべて手作業で体験していきました。
慣れない活動に戸惑いながらもなんとか形を作っていく生徒達。やっとの思いで1つ作成していましたが、本来は100個単位で注文を受け、作り上げていかなければならない重労働となります。
仕事にはすべて経験、苦労、日々の向学心が積み重なって1人前の行動ができるようになります。生徒達には充分、仕事のあり方を学んでもらって、自分の中で是非やってみたいという職業をみつけてもらいたいと思います。
10月28日、放課後の時間を使って、普通科国際教養コースを希望する普通科1年生を対象とした「国際教養コース説明会」を開催しました。
説明会では、希望する30名程度の生徒達が、2年次から開講される新コースの概要、ならびに求められる生徒像について担当教員より説明を受けました。
コース名からも想像されるように、英語に特化するコースであるため、英語学習に対する意識向上が大前提になることを確認しました。
「英語は毎日取り組むことによって実力がつきます」・「15年間生きてきて、皆さんは日本語を聞く、話す、書く、読むを体得してきました。英語も日常の積み重ねで身に付いていくことを自覚していきましょう」
編入試験まで時間がまだありますが、生徒達は、これからの勉強との向き合い方について真剣なまなざしで聞き入っていました。
国際教養コースならびに、2年次からのコース編入試験は、1月頃に実施予定です。希望する生徒の皆さんは、しっかり必要な成績を確保できるよう頑張って下さい。