進学コースⅠ型生徒3年生を対象として、新しい取り組みが始まりました。
来るべき受験に向け、生徒たちは学力の向上を図るため、努力をし続ています。しかし、学力向上のため、机についての勉強だけで果たして成功につなげることはできるでしょうか。
やはり、学ぶべきことが、どのような意味をもって学習しているのか、そして将来にどのようにつながるのか、「学ぶことの意味」を理解していくことも大切であると考えられます。
私たちの学びの多くは「ことば」を通して習得していきます。ことばの大切さ、重要性から普段の学びにつなげていくため、4回に分け、「ことばの授業」に取り組んでいきます。
この授業では、外部より講師の先生を招き実践していきます。講師は、宝塚歌劇団の専属司会を中心として多方面で活躍されている桂幾子さんにご依頼いたしました。
第1回目は「コミュニケーション能力とは何か」というテーマで講義をしていただきました。
私たちは、人に対し思いを伝え、また相手の気持ちを理解するため、ことばを媒介としたコミュニケーションをとっていきます。しかし、ひとえにコミュニケーションといっても、発信の仕方、とらえ方は多種多様です。
ひとくくりで自らの気持ちや思いを伝えることにも技術が必要であることを桂先生より伝授していただきました。
普段の勉強とは異なる学びに生徒も真剣に耳を傾け、メモをとっていました。
次回は5月25日に実施されます。こうご期待ください。
4月28日、本校体育館にて、1学年を対象とした「救急法」の講習会を開催しました。
今月、九州熊本地方を中心として、大きな地震が頻発しました。現在でも、余震が毎日のように続き、多くの被災者が不安な毎日を過ごしているといいます。
近年、環境の変化に伴い、日本のどこにいても災害に対する備えを考える必要性に迫られています。
大きな災害が発生してからの行動では身の安全を守ることはできません。日常生活の中で、少しでも防災の知識をもっておくことが今後は求められています。今回の講習会では、入学してまだ通学に不慣れな1年生を対象として、防災知識の取得に努めました。
災害が発生した中での対処には、様々なものがありますが、最も大切なことは、命の意見にさらされた人をどのように助けるかを知っておくことです。
講師の先生のご教授の下、心肺蘇生法の手順、そして多くの人に認知されつつある「AED」の使用法について学びました。
繰り返しとなりますが、これからの社会、自分に限っては災害に巻き込まれないだろう…という安易な考えは大変危険です。常に、生徒たちには危機意識をもって身の安全に大きな関心を持ってもらいたいと思います。
4月27日5・6時間目、普通科進学コースⅠ型2・3年生の生徒を集め、「英語講演会」を実施しました。
中学、高校と生徒たちは受験や社会人としての素養を積むため、英語学習を受けていきます。しかし、ほとんどの生徒が英語に対し、何がしかのアレルギーを持ち、不得意科目の一つとして悩んでいます。
グローバル化が進む今日、少しでも英語に対する苦手意識をなくすため、年度初めのこの時期に英語への取り組み方を学びなおす機会を用意しました。
今回、講師として河合塾より坂口雅彦先生をお招きして、英語への取り組み方をご教授していただきました。
坂口先生は、予備校のみならず、高校現場での英語学習の経験もあるそうです。その自らの指導経験を活かしつつわかり易く生徒たちに、英語学習の問題点、英語読解の基本ルールや英文法の攻略法を講義していただきました。
講演会では、事前に先生に対し、英語学習の疑問、質問を生徒たちが用意し、先生に回答していただく機会も設けました。
受験で成功していくためには、周囲の人の協力は必要不可欠となります。一人で悩まず、様々なツールをフル活用して、生徒たちには来るべき受験に備えてもらいたいですね。
今年度もPTA総会の季節が迫ってまいりました。
5月14日8:55~より本校にて「PTA総会」が行われます(体育館での総会開催は9:30より)。
日ごろからの疑問質問等ございましたら、お気軽に本校教員にお尋ねいただければと思います。
詳細、参加表につきましては下記PDFファイルをダウンロードしてください。
4月22日、総合学科1年生は今年度最初となる外部講師による講演会を実施しました。
入学して間もない1年生に対し、これから先「学ぶこと」はどんな意味を持つのか、そしてその先にみえてくる「働くこと」に対し、私たちはどう臨むべきかを教員以外の視点で教えていただき、生徒たちに理解させる目的があります。
この講演会では、毎年ハローワーク広島より岡崎博士さんをお招きし、開催させていただいております。
講義は2部構成で行われました。
まず「将来について考える」という題目で講演開始。
将来を考える上で、今日大切な要素になっていることは、まぎれもなく「進学」です。受講した1年生も将来のことを考え、当たり前のように本校へ入学しました。そして、次は大学、専門学校…と漠然と考えているのかもしれません。
しかし必ずしも、高校へ行くこと、次の進学先に行くことが当たり前にできると考えてはいけません。岡崎さん自身、現在に至るまで、私たちが当たり前のルートではなく、苦労しながら自らの将来を切り開いてきたそうです。私たちの未来は、必ずしも確定されているものではありません。様々な思わぬ出来事、壁に立ち向かう必要も出てくるのです。
そんな時、ただ漠然と将来を見据えるだけではいけません。目的を持つこと、さらにはその先にどのような結果が得られるか、分からないなりにも見定めていく努力が必要となってくると教えていただきました。
後半は「いま」求められていること…という題目で実施。
現代社会は、個々人に対し「多様性」が常に求められます。人と同じではなく、人と違う自分を社会で発揮するという多様性です。しかし、誰しもが自分らしさを発揮できるかといえば、そうではありません。
様々な個々人の能力が求められる今、最も大切なことは「当たり前のことを当たり前にする(=基本的生活習慣を確立する)」ことと教えていただきました。
どんなに優れた能力を持っていても、物事を実践するためには、やはり周囲の人との協調性が必要不可欠となります。そのような中、社会人としてマナーが備わっているか否かで将来は大きく変わっていきます。
私ども教師が教室内で生徒に伝える「働く現場」と違い、学校の外で現実に「働く現場」にいらっしゃる岡崎さんの話は、漠然と理解していた職業観に、少しずつではありますが、リアリティのある職業観が見えてきたようです。
講演会中も、生徒は耳を傾けながらも、配布されたレジュメに一生懸命メモをしておりました。
これまでのように与えられたことだけをこなす学習活動から、自らで考え行動できる力が身についていければと思います。
PTAより制服販売のお知らせを掲載しております。下記日程を参照の上、購入希望の方はお早めにお越しください。
日時:5月14日(土)12時30分~(PTA総会当日)
場所:体育館下
値段:夏用ズボン・スカート 800円~
:夏用シャツ・ブラウス 500円~
PTAより下記の日程にて、「第1回ひまわりの会」が開催されます。ぜひ皆様お誘いの上、ふるってご参加ください。
第1回 ひまわりの会
~ピザを作って食べておしゃべりしましょう~
日時: 5月21日(土)12:00~15:00
場所: 3号館1F 調理室
参加費: 300円 参加費は当日徴収致します
持参物: エプロン・ハンドタオル・スリッパ
申込締切 : 5月7日 (土)
詳細につきましては下記PDFファイルを参照してください。
4月19日、本校にオーストラリアから高校生45名が来校しました。
日本文化の学習ならびに、日本の高校生との交流を主目的として来日したとのことです。
45名はすべて女子高校生ということもあり、迎えた本校国際交流委員の生徒や教員は、彼女たち興味関心を高める授業を用意しました。
まずは、日本文化の象徴である「浴衣」を着てもらい、盆踊りを体験してもらいました。
6月に実際、体育祭で踊る3年生と一緒に練習しました。
初めての浴衣を着て、日本の踊りを体験するオーストラリアの生徒たち。初めての経験だったものの、優雅に踊ることができたようです。
一方、日本の高校生が受ける学習活動も体験してもらいました。化学の授業では、担当の先生が英語?を交えながら物質の化学反応について講義。本校生徒と共に実験に参加し、知識を高め合っていました。
化学式は、万国共通のものです。言語が異なっていても、お互いに理解し合えたようです。
最後は、日本の伝統芸能である「茶道」を体験。
日本の代表的な礼法と独特な抹茶を体験した生徒たちは、日本文化の奥ゆかしさを緊張感の中で体験したようです。
ここで現在本校に留学中のエマさんが、所作をする一幕も。
留学生同士で、日本文化を教え合う姿は、様子をうかがっていた本校生徒に大変新鮮な気持ちを与えたと思います。