(株)学研アソシエ・学力開発事業部から 波多野洋司先生 をお招きして,進路実現に関する講演会を行いました。先生独自の拍手で人を惹きつけるパフォーマンスからの導入で講演会は始まりました。
波多野先生は実際に面接官の御経験のある方で,Ⅰ型84人にリアルな面接現場を教えてくださいました。
保育士になりたい。その志望動機に「子供が好きだから」等と書くのは大昔前の話。現在ではその地域に根差した分析や下調べが必要であるということでした。また,その大学で何を誰に学びたいのか具体的な志望理由を常に言うことが出来るように準備しておくようにと言葉を頂きました。
受験に最も大切なのは危機管理。リスクマネージメント,クライシスマネージメント。全国北海道から沖縄県まで自分が学べる大学を必ず受験までに調べる。センター試験での成功・失敗の両方を考えて進路実現を考えることが大切となります。
それでも高いレベルを掲げ続ける人はそれなりの覚悟と決意が必要であると。今回の講演会は受験を控えた生徒たちにとって,学ぶことが多い,濃い100分間でした。
特に講演の中でも生徒の心を鷲掴みにして離さなかった内容は『MY ・NOTE』です。
そのノートには自分が調べた資料やパンフレットの切り抜き,考えた事などを作っていく。そして,試験当日持っていく。そういうシンプルな内容でした。休憩時間にはたくさんの生徒がノートを見せてほしいと先生の元に寄って行きました。また,講演後も残って個別に質問に行くなど充実した講演会となったようです。
生徒たちは,1月に行われるチャレンジセンター試験に向けてこれから頑張って行きます。
11月26日、本校に可愛らしい訪問者がやってきました。
昨年に引き続き、海田東小学校2年生のみなさんが学校見学にやってきました。
この見学は、生活科の一貫として、自分たちの身の回りにあるモノを調べることを目的としているそうです。
小学校と隣り合わせの国際学院高校がどんなところなのか、自分たちよりも大きな高校生のお兄さん、お姉さんってどんな勉強をしているのか。2年生のみなさんは好奇心を持って本校に入ってきました。
見学する2年生は全部で81名。各クラスごとに分かれ、見学します。
食堂→売店→職員室と国際学院の施設を見て回りますが、どの子どもたちも目を丸くして、見学していました。
「この学校には1485名の生徒がいるんだよ!」
「ええ~!!」
「そして、先生の数は…ひゃく…」
「ええ~!」
「にじゅうめいです~!!!」
「すご~い!!!」
見学の最中にも学校のことを本校教員が話しましたが、どの話も東小学校の子どもたちにとっては、スケールが大きいようです。説明する先生たちも大変話のしがいがありました。
次は授業見学です。子どもたちが見学した授業は、「数学」でした。見たことのない式が沢山並んでいて、難しく感じたと思います。
「普段、どれだけ勉強しているんですか?」
子どもたちから生徒たちへの率直な質問です。この質問に対し…生徒はどう答えたか??
「毎日2時間です」
「毎日3~4時間です」
「10時間勉強していますよ!!!」
「ええ!!本当に??」
本校生徒たちも小さな子どもを前にしたら、ついつい頑張ってしまいますね。
質問の後には、子どもたちと生徒たちが一緒になってお勉強です。小学校で取り組んでいる「掛け算」の勉強をしました。とても楽しそうでした。
最後は、体育の授業に参加。本校の女子生徒と一緒にボールを使った運動行いました。
みんな大はしゃぎで楽しんでいました。
子どもたちはあと10年足らずで、高校生になります。是非、本校で入学してもらいたいものです。これからも学校生活を頑張ってくださいね!
11月22日、前日に引き続き一般公開となる文化祭が開催されました。
毎年、多くの来校者を迎える本校文化祭ですが、今年も生徒の工夫を凝らした催しにたくさんの方々にお越しいただきました。
今回の文化祭は、各クラスによる展示に特徴がみられました。
まずは展示物の内容に、これまでとは異なり、ただ観賞するだけの展示から、来校された方に楽しんでもらう展示を取り入れる所が増えました。
クイズや投票で来場者に参加してもらうものから、縁日風なアトラクションを取り入れたものなど多岐にわたりました。
また、小さな子どもたちにも参加してもらう企画は、例年になく興味深いものだったと思います。
文化祭は学習発表の場でもあります。各授業で取り組んだ内容を内外に伝え、本校の教育を理解してもらいました。
文化祭と言えば、模擬店も楽しみの一つです。今年もクラブを中心として様々な模擬店が出店されました。昨年度から、模擬店で購入するための金券が導入され、すべてのお店の金額は「HKG」で統一されています。例えば100円の場合は「100HKG」となります。どの店も人を呼び込むために、頑張っていました。
体育館でも、文化部を中心とした発表会を開催。吹奏楽部、書道部、軽音楽部といった文化部が日頃の成果を存分に発揮していました。また、放送技研部によるMC(司会)ならびに、文化祭を盛り上げるため、昨年度から導入した「文化祭ライブ放送」は、国際学院の様子を知る上で大変有効な催しとなっていました。今年からは、公開放送スタジオを開設し、よりリアルな放送現場を再現してくれていました。
今年も多くの工夫がみられた文化祭でしたが、最期を締めくくる閉会式でも、新しい取り組みを行いました。非公開での閉会式となりましたが、会の終了後に1・2年生を中心として、戦後70年を記念し、平和への祈りをささげる「群舞」と呼ばれる踊りを披露しました。1000人近い生徒たちの舞は圧巻でした。
2日間にわたり、学校最大のイベントが終焉しました。来年もまたよりレベルアップした文化祭となるよう、生徒、教職員一同頑張ってまいります。
11月21日、本校体育館にて1年生対象の「合唱祭」ならびに総合学科2年生(国際コミュニケーション系)による「ハングルスピーチ発表会」が開催されました。
文化祭1日目のスタートを切って実施される合唱祭。1年生にとって、体育祭、クラスマッチと同様クラスの団結を試す行事となります。
予選(文化祭1日目)⇒決勝戦(文化祭2日目)という流れで合唱祭を実施しておりますが、ここ数年は、ハイレベルな合唱が披露されているため、大変見ごたえあるものとなっています。審査を担当する先生方も、各クラスの評価に悩むことが度々です。
今回の合唱祭も、前半からすばらしい歌声のクラスが続出…観客である3年生、また保護者の皆さんの様子も真剣でとても印象的でした。
ここからは、合唱順に各クラスの合唱曲と写真を交えてダイジェストで紹介します。
S1-3 「チェリー」
G1-7「全力少年」
G1-8「遥か」
S1-1「青いベンチ」
G1-4「証」
S1-2「未来予想図Ⅱ」
G1-9「愛唄」
G1-10「奏」
G1-5「糸」
合唱といえば歌い手の声量、ハーモニーの美しさなどが良い合唱の決め手となりますが、それを支える「指揮者・伴奏者」が如何に歌い手をリードするかも決め手となります。今回の合唱では、指揮者、伴奏者のリードにも注目が行く場面が随所にみられました。
彼らのリードがあって、歌い手の表現力も大いに増していたように思えます。まさに「唱を合わせる」瞬間でした。
さて、引き続き、各クラスの合唱曲を紹介しましょう。
G1-3「友~旅立ちの時」
G1-6「3月9日」
G1-11「明日への扉」
G1-1「あなたへ」
G1-2「ボクノート」
S1-4「明日へ」
前述しましたが、昨年に引き続き今年度も非常に質の高い合唱が行われました。2日目の決勝戦で合唱を行えるクラス(7クラス)選出は僅差での争いだったようです。決勝戦に進んだ7クラス、惜しくも進出を逃したクラスの皆さんも非常によい合唱だったと思います。ありがとうございました。
なお審査中は、ハングル語を選択する総合学科2年生、「国際コミュニケーション系」の生徒によるハングル語スピーチ発表会が開かれました。文化祭は、学習活動の成果発表の場でもあります。3名、発表の舞台に立ちましたが、どの生徒も流暢に、今日における社会問題をハングルで発表してくれました。
合唱祭、ハングルスピーチ発表会を皮切りに、文化祭がスタートしました。22日が一般公開でした。大勢の来場者で盛り上がった様子を引き続き、お送りします。
今週末の21日(土)、22日(日)、第54回文化祭をテーマ「Kokusai Festival ~これが国際のやり方じゃ~」のもと開催いたします。今年度も、本校1号館の校舎・中庭・食堂等を利用して、生徒による展示発表、模擬店、催し物、PTAの皆様によるバザーなどを行います。また、体育館では1年生による合唱、吹奏楽の演奏、書道、軽音楽の発表を行います。他にも、系列大学である広島国際学院大学および自動車短期大学部が応援参加いたします。
文化祭は、生徒、教職員、保護者の触れ合いの場であり、ご家庭でのお子さまとの話題も多くなると存じますので、万障お繰り合わせの上、ご家族お揃いでご来校くださいますようご案内いたします。文化祭のプログラムは生徒にお渡ししておりますのでご参照ください。
なお、21日(土)の1年生合唱祭は一般非公開ですが保護者の鑑賞は可能です。車でお越しの方で、合唱祭鑑賞のみの方は、国際広場から降りて右方向にあるグラウンドに駐車してください。国際広場から降りてまっすぐ進んだところにある3号館裏のグラウンドはPTAバザーの準備をされる保護者の方と本校教員の駐車スペースになります。夕方まで車を出せない可能性がありますので、お間違えの無いようご注意ください。
また、22日(日)に車でお越しの際の駐車場につきましては、先日お子様に案内をお渡ししておりますので、そちらをご確認ください。2日間とも駐車台数に制限がございますので、なるべく最寄りの交通機関をご利用いただきますようよろしくお願いします。
11月12日、本校普通科2年生Ⅰ型は、「総合的学習の時間」において、「大学調べ発表会」を実施しました。
この発表会は、夏休み前から学びたい分野を各人で調べてきたものを、プレゼンテーション形式にまとめ、人前で発表するという授業です。普段,人前に出て話をしたり,コミュニケーションをとったりする事があまりありませんが,一人ひとりが一生懸命,原稿を考えて身振り手振り発表しました。
発表の結果、5名の個人発表と、夏休みに関関同立のオープンキャンパスに出向いた1チームが、優秀者として全体発表会に臨みます。
2学年は文化祭が終わると、本格的に受験生として始動しはじめます。「3年生0学期」への完全移行を目指して頑張りましょう!
総合学科1年生の生徒たちは、10月30日、11月6日の2日間に分けて、企業訪問を実施しました。
進路意識を向上させ、未来の就業先につなげていく活動を体験している総合学科1年生。
実際に働く現場とはどのような実態なのか、自らの目で確認して、働くイメージを身に付けていくことが今回の体験学習の目的としてあります。
今年度は、「やまだ屋」・「広島市中工場」・「中国醸造」・「造幣局」・「新明和工業」の5社を訪問しました。
学校の施設と異なり、特殊な設備や機材が存在するため、生徒たちには新鮮なものとして目に映っていたようです。
ただ、この授業の目的は、企業の施設や就業実態に触れ、感動を得るだけでなく、働くことの意義とは何かを自らの頭で理解していくことが一番学ぶべきことになります。
生徒たちは見学に終始するだけでなく、様々な疑問質問を企業側に尋ねることにも取り組みました。
4月から取り組み始めた「産業社会と人間」における体験学習も、本体験で終わりとなります。今後は、2年次の系列選択や将来の進路を見いだす学習をしていきます。
これまで得た知識を基に、生徒の皆さんは一生懸命、自分の進路を考えていきましょう。