6月26日、総合学科1年生は「産業社会と人間」の活動として「大学訪問会」に臨みました。
入学してまだ一学期が終わっていない状況ですが、着実に進路選択に向けて様々な知識を身に付けていかなければなりません。
総合学科では、3年後の進路に向けて、自らがどのような進路に適しているのかを「自らの力で」決定するため、進学を想定した学習と就職を想定した体験学習を行っております。
今回の体験活動は、生徒の多くが選択すると思われる進学について、県内の私立大学に赴き、次の進路先への事前学習を積んでいきました。
2回に分けて行われる訪問会。詳しい内容については、次回報告させていただくこととしまして、今回は、訪問の様子をダイジェストでお送りいたします。
〇各大学でのオリエンテーションの様子。
〇学食体験
〇施設見学、体験実習
〇本校OB・OGの体験談
1回目の訪問会にご協力いただいた大学は、広島国際学院大学、広島国際大学、女学院大学、比治山大学、広島経済大学の5大学でした。各大学の教職員の皆様には、様々なご配慮をいただき見学をさせていただくことができました。この場をかりて感謝申し上げます。
本校では、毎年全学年を対象とした「平和学習」を定期的に実施しております。
今回は、本校の1学年全体で被爆者の方をお招きして、広島における原爆の惨禍について学びました。
今年は、日本がアメリカを中心とした連合国軍に敗れて70年の節目となりました。日本に住む人の多くが、かつてあった大きな戦争のことを知りません。世界全体で国際関係が不安定となり、止むを得ず戦争に走ってしまった経緯が、この国には事実としてあったのです。そして私たちの住む広島は、原子爆弾投下という形で、戦争の犠牲者となりました。
私たちは、当時の状況を知ることなく「平和は大切だ!」・「戦争をしないことが平和なことだ!」と安直に平和を語る傾向にあります。確かに平和は大切なことです。そして戦争は人間の行為として絶対にしてはいけないことです。それにも関わらず、今も世界の至る所で、戦争を止めることはありません。なぜ人は戦争に手を染めてしまうのでしょうか。
「私たちは何も知らされていなかった。ただ、欧米が悪い。私たちが正しい。この戦争は正義の戦いなんだ。ではなぜ、欧米が悪いのか。どうしてローズヴェルトやチャーチルが悪いのか。そしてどこにこの戦争が正しい戦いという根拠があるのか…」
何も知らないということ…被爆者の方が、言われていた一言に人が戦争に走ってしまう原因があったように思えます。
戦争がいけないこと、平和が大切だということは、戦争当時の人も当然知っていたことです。それでも絶対悪ともいえる戦争に当時の人々が参加してしまった…。当時の現状を知ることが、未来を見据える学びになると、生徒たちが理解できればと思います。
さて、戦後70年となり、戦争を知る方々の多くは高齢となってしまいました。今回の講演でも、体に鞭打って次世代を担う子どもたちのためと参加された方がほとんどです。
私たちがこれからやらなければならない取り組みとして、「戦争体験を風化させないこと」つまり、若い人たちが戦争経験者の思いを受け継ぎ、次の世代に語り継ぐ活動をしていくべきだと思います。
本校の平和教育も転換期に差し掛かっております。発展した平和教育にしていくためにも今後も検討を重ねていきたいと思います。
6月20日(土)12:00~15:00にかけて、「第1回ひまわりの会~ピザを作っておしゃべりしましょう」を開催しました。
当日は、保護者ならびに先生方を合わせ、40名の方にご参加いただき、涙あり(?)、笑いあり、いい話ありの楽しい時間を持つことができました。
この会で作ったピザは2種類。通常のピザと広島ならでは…ともいえる「お好み風ピザ」です。
出来栄えはどうだったでしょうか?みなさん楽しそうに食べられています。
昔から人は食事を前すると話が弾み笑顔になるとといいます。保護者の皆様も先生もよい笑顔ですね。
ピザづくりを通して、アットホームな雰囲気に包まれていました。
今回のピザづくりは、家庭科教員の吉野先生の指導で作成しました。一見すると、ピザづくりは大変面倒な作業のように見えると思いますが、意外に簡単な方法で作ることができるみたいです。ご家庭で作ってみたいという方にも大変好評でした。
多くの先生方が参加されましたが、もちろん、担任ではない先生方とも会話できました。教科も年齢も違う先生方との交流はとても新鮮でしたよ。
余りにも話が弾み、真剣な会話も…子ども達の進路のこと、勉強のこと、人間関係のこと…普段話せないこともしっかりとできました。
参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回の会は、新役員での初めての会となりました。色々と不手際な点もあったことと思いますが、これを活かして次回も楽しく有意義な会にしたいと思います。今後も保護者の皆様からたくさんのご参加をお待ちしています。
次回は、7月18日(土)午後より、雑巾縫い&茶話会を予定しています。
7月3日(金)に、申し込みプリントを配付する予定です。よろしくお願いいたします。
ひまわりの会代表 岡本真理子
今年度も広島国際学院高等学校パンフレット(入学案内)が完成いたしました。
本校の学校生活・教育内容など魅力あるスクールライフが沢山掲載されています。
パンフレットの配付は、各中学校ならびに本校オープンスクール、各種入試説明会等で配付致します。入学をご希望の方、または進路を検討中の方は是非ご覧ください。
真夏のような暑さが続く今日この頃でございますが、皆様方はいかがお過ごしですか。平素より、学校教育には一方ならぬご協力をいただきまして誠に有難うございます。
今年度の地区保護者懇談会を以下のように開催いたします。各地区におきまして、保護者の皆様と充分ひざをまじえてお話し合いをし、今後の学校教育に大いに反映させたいと考えております。つきましては公私ご多用とは存じますが、お誘い合わせのうえ、是非ご参加いただきますようご案内申し上げます。なお、ご家庭に遊休品がございましたら、文化祭の時にPTAバザーとして出品させていただきたいと思いますので、ご出席される懇談会場までご持参ください。大変恐れ入りますが会場準備等の都合がありますので、出欠の有無に関わらず、6月26日(金)までに、担任にご提出ください。
申し込み用紙は下記の項目をクリックし、ダウンロードしていただくとご利用できます。
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地区懇談会配布 (PDF版)
6月19日、広島FMの人気番組「大窪シゲキ9ジラジ」が、本校総合学科の特色教育「総合Ⅲ~味噌造り」の取材、収録のため訪問されました。
高校生から絶大な人気を誇るラジオDJ、大窪シゲキさんを囲んで、総合学科2・3年生の生徒たちが、一生懸命味噌の作り方や発酵の仕組みを紹介しました。
最初は大窪さんを前にして、緊張気味の生徒たちでしたが、だんだん雰囲気に慣れてきて、楽しく和やかに収録ができたようです。
今回の取材は、7月2日21時~に広島FM(78.2Hz)放映予定です。是非ご期待ください。
6月10日、本校グラウンドにて体育祭が開催されました。
当初の予定より1日順延となりましたが、この日は体育祭日和ともいえる天候に。 競技者も観戦者にも快適な環境の中、実施することができました。
また、平日にもかかわらず、多くの保護者の方にも観覧していただくことができました。誠にありがとうございました。 さて競技本番になりますと、生徒たちはみんな、一つ一つのプレーに全力で取り組んでいました。
初めての参加となる1年生は、集団演技からパワー全開でした。 女子はフラッグダンスを実施。EXILEの曲に合わせて、華麗なダンスを披露してくれました。軽快なステップが盛り込まれてもいたので、その練習も相当なものだったでしょう。
男子は、毎年恒例となっ集団行動。行進や整列体系の動きに加え、昨年から始まった「国際学院体操」が圧巻でした。 なんと、定められた体操を10分間程度ノンストップでこなしていきます。腕立て、スクワット、背筋、屈伸など…まさに、体力と精神力がなければ遂行できない過酷な演技です。今回の演技を経験していない3年生男子からは「大変そう…1年生すごい!」と。そして女子からは思わず「頑張れ!」という声援が出るほど感動的なものでした。
2年生は、フォークダンスで観客を魅了。男子女子共に共演する種々のダンスに、観客から黄色い声援が飛んでいました。体育祭という体力勝負な行事に、ひと時の休息を与えるようなほのぼのとした一コマでした。
最後の体育祭となる3年生は、盆踊りを披露。艶やかな浴衣に身を包んだ女子生徒。普段と異なる凛々しい姿を魅せる男子生徒。卒業後は、社会に出ていく彼らの大人としての成長がみてとれる風景だったと思います。
体育祭の醍醐味といえば、団体対抗競技も魅力の一つです。 一つ目は、「クラブ対抗リレー」です。
毎年、各クラブから代表者が出場。クラブの魅力を伝えるため、パフォーマンス伴ったリレーを行いますが… 今年から「真剣勝負」も加わりました!なんと、クラブの威信をかけた…つまりクラブ最速王の決定戦です。 あのクラブには絶対に負けたくない!という思いから、どのクラブ代表も必死でした。そして、その中に教員集団の姿も!大人の本気を魅せてやると言わんばかりの激走が行われました。 2つめは、「クラス対抗戦」です。 クラス対抗には「長縄飛び」と「リレー」があります。長縄は日頃からの練習が行き届いているようで、なかなかの高記録が出てきました。
最高記録になると60回以上…お見事です。 リレーは、例年にない激走が各クラスで見られました。 前日の雨の影響もあるのか、スリップをして転倒する生徒も見られる中、クラスのため、みんなのため限界を超えた走りをしていました。
決勝戦は、1位争いが混戦を極めました。ガッツポーズを魅せる余裕がないくらい、僅差の勝利ばかり…。本当に胸が熱くなる試合ばかりでした。 そのためか、今年の体育祭は思いもよらない「珍事」が発生しました。
なんと、赤組、青組同時優勝という結末。これまでの本校体育祭では見たことがない結果に生徒教職員、そして観戦者からは大きな拍手が送られました。 1学期の最大イベント体育祭。毎年のように多くの感動を得られますが、今年も大成功のうちに終焉することとなりました。この感動を胸に、生徒のみなさんは日々の学校生活も頑張っていきましょう。
時候不順の折、ますますご清栄のことと拝察申し上げます。平素は、本校の行事へのご理解とご協力ありがとうございます。
さて前日から夜半まで降り続いた雨により、グラウンドが使用できない状態となりましたので、本日予定している体育祭を明日に順延することになりました。保護者の皆様ならびに地域の皆様におかれましては、体育祭が平日開催ということもあり、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。これからも生徒のことを第一考え、行事運営を行ってまいりますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。