1月31日、本校総合学科1年生は「産業社会と人間」の授業において、「系列選択発表会」を実施しました。
今回の学習実践は、これまでの「進路学習」や「職業体験」等で得た知識を活かし、自らの進路設計を考え発表するものとなっております。
先週「系列選択発表会」における準備活動を報告しましたが、その成果について、各グループでまとめたものを発表しました。
各グループに与えられた時間は10分間です。限られた時間の中で、自らが選択した進路について、その魅力と特色を他の生徒たちに理解してもらうプレゼンテーションを行います。
プレゼンテーションは現代社会で多用されている発表方法ですが、初めての経験である生徒たちにとって、試行錯誤や工夫を加えながらも、なかなか思うような発表ができず苦労していた姿がみられました。
写真のグループは、教師同様、指示棒を用いて発表を行っています。自らが発言しているところを、聞いている人たちに理解してもらう工夫です。
こちらのグループは、プレゼンテーションに寸劇を取り入れて、発表しています。それぞれに聞き手、質問者、進行役を設け、ストーリー性を加味した発表を展開しました。
グループの中には、発表者がしゃべるだけでなく、聞く側にも意見や同意を求めるチャレンジをしたところもありました。写真のグループはクイズ形式を取り入れて、発表にメリハリをつける努力をしました。
今回の発表では、単に成果発表として、1回きりで完結するのではなく、グループによっては、もう一度改善しなおして、次に再チャレンジするという形 も取り入れました。今後、進路や学習活動を行うに当たって、「フィードバック」することが数多く出てきます。自分たちで、「何が問題点で何を解決すべき か…」そのような柔軟な思考力、問題解決能力をこの発表を通して身につけてもらいたいと思います。
1月27日、本校に韓国からの留学生ハムユンジョンさんが来校されました。
ユンジョンさんは、1月27日~2月15日までの期間滞在し、日本語教育を受ける傍ら、本校生徒との親睦を深めることとなっております。
来校初日であった27日は、これから一緒に学校生活を送る、総合学科2年3組で歓迎を受けました。
黒板には3組の生徒たちによって日本語とハングル語で記された歓迎の文字が施されました。
入室後、まずはユンジョンさんからクラスの生徒たちへ挨拶。流暢な日本語で挨拶をうけた生徒たちは関心のまなざしを彼女に向けておりました。
つづいて3組生徒全員による歓迎スピーチ。
この日のために、生徒たちは一人ひとりスピーチ文を作成して、ユンジョンさんへの歓迎の気持ちを精一杯だしていました。
まだまだ不安な点は数多くあると思いますが、ユンジョンさんの顔にも心なしか、安心した思いが出ていました。
ユンジョンさんも3組のみなさんも異文化交流をとおして様々なことを学び取ってください。
1月24日、本校総合学科1年生は「産業社会と人間」の授業において、「進路目標発表会」の準備を行いました。
例年、2月の初旬から、総合学科1年生は「産業社会と人間」で学んできた知識を基に、次年度、さらには卒業後の進路について考え発表する「進路目標発表会」を実施しておりました。
従来は、一人ずつ体育館にて5分間のスピーチを行う形式をとっておりましたが、今年度より、グループごとでのプレゼンテーション形式に挑戦することとしました。
発表までの準備や発表方法は次の通りとしました。
①2年次から、各生徒が所属する本校独自の学習系列(情報マネジメント、国際コミュニケーション、情報デザイン、数理サイエンス)に分かれ、各人で自らが所属希望している系列の情報をワークシートに書き記し、情報取集を行う(冬休みの課題として実施)。
②情報収集後、各系列ごとに5~6人のグループを形成する。
③グループ形成後、各人が収集した情報を基に、10分間のプレゼンテーションを作成する。
④各グループには、5枚の模造紙が配付される。その模造紙をすべて使い、「生徒たちが所属する系列の宣伝」を計画していく。
⑤プレゼンテーションの方法は、各自、自由に考えさせる。教師からの指示はなしとする。生徒がこれまでの知識を基に、どこまで行動し、相手に納得できるプレゼンテーションを作るかが本発表の成果となってくる。
今回の取り組みは、初めての経験ということもあり、どこのグループも戸惑いながら、進めていきました。中には、情報収集するために、総合学科2・3 年生の担任の先生方にアドバイスや、先輩方からの情報、さらには学校パンフレットやHPからの情報収集に力をいれたところもありました。
成果発表会は、来週から2月初旬にかけて行う予定です。生徒たちの努力がどのような形で創出されるか…次回の報告をお楽しみください。
本校総合学科3年生(情報マネジメント・情報デザイン・国際コミュニケーション系)は、特色ある授業である「プレゼン情報」の学習活動において、「卒業制作発表会」を実施しました。
自らの計画したこと、発表したいことを論理的にまとめ、かつ人前で説得力ある発表を行う。そのような技術を身につけていくため、昨年度から実施している「プレゼン情報」の授業。
昨年度は、生徒一人ひとりが自らの興味ある分野を5分間発表するという形式で、プレゼンテーションを作成しました。今年度は、卒業年次でもあるとい うことから、「それぞれの3年間の思い出=卒業記念プレゼン」をグループ単位で作成、発表するというテーマで今年度2学期から取り組んでいきました。
発表文だけでなく、視聴覚的な効果も図らなければならないということで、生徒たちには3年間撮りためた思い思いの写真や発表に見合うBGMを添付させ、聞く側の興味関心を引く効果を図ってみました。
今週は、プレゼン情報最後の授業週ということもあり、各班で作成したプレゼンテーションを鑑賞しました。それぞれの班の色が出る内容となっており、昔を懐かしむもの、またはみんなで笑顔になって楽しい思い出を共有しあう様子がみられました。
ここで学んだことは、今後も進学、就職先で活用されることとなります。3年生のみなさん、さらによいプレゼンテーション力を磨いてください。
1月18・19日の2日間、本校3年生124名が、「大学センター試験」に挑戦しました。
年々、増加傾向にある本校のセンター受験者ですが、今年度も過去最高の人数が、国公立および難関大学への合格を目指して日々努力してまいりました。
そのような当日の様子をお知らせする前に、前日、本校で執り行われた「センター試験壮行会」についてレポートします。
三年間慣れ親しんだ国際学院の校舎ではない会場で、受験に臨むことは大変な不安と緊張に苛まれるものです。これまでも多くの受験生のみなさんが、受験会場のプレッシャーに圧され、十分な実力がでないというケースがありました。
そこで、今回は受験生全員を集め、受験会場での心構え、さらには校長先生をはじめとして、受験生に関わった先生方より、激励の言葉をいただく場を設けました。
目の前に迫っている試練を前にして、どの生徒も真剣に先生方の話に耳を傾けておりました。
さて、試験当日の話に戻しましょう。試験会場は、例年、広島国際学院大学となっております。寒風が吹く中、受験生に対して、指導されてきた先生方が最後のアドバイスをして元気づける姿が印象的でした。
会場への入室時間になると、どの生徒も意を決したかのごとく入室していきました。
2日間の長丁場でしたが、自己採点後、私立大学入試、そして国公立大学二次試験が待ち構えています。受験生のみなさんは、次の試験にむけてしっかりと準備をして合格を勝ち取りましょう!
1月10日、本校周辺は雪景色となりました。
現在、中国地方上空には強い寒気が居座っているため、本校が所在する海田町周辺も厳しい寒さに見舞われています。
そして、
7時半過ぎより、大粒の牡丹雪が降ってきて、
瞬く間に雪景色となりました。
雪は天候の回復により、1時間後には消えましたが、今後もこのような天候になる可能性があります。
生徒のみなさん、特に受験を控えている3年生のみなさんは、気象情報に十分注意して登校するようにしましょう。
1月9日、本校普通科1年生は、来年度の選択科目に関するガイダンスを受けました。
本校普通科には「総合講座」と銘打った、本校独自の選択科目があります。
従来の普通教科の学習活動にとどまらず、様々な分野に興味関心を持ち、生徒一人一人の将来への足掛かりにしてもらうことが主な目的です。
当日は、各選択科目の内容が書かれた冊子が配付されました。
普通科1年生は1時間のロングホームルームを利用して、体育館にて各選択科目を担当する教員から、授業の内容および、年間の流れについて説明を受けました。
生徒たちは、用意された冊子を参考にしながら、担当教員の話に耳を傾けていました。
選択科目の希望調査は、2月末までに行い、来年度の授業科目が決定していきます。
生徒のみなさんは、自分にあった学習をみつけ、充実した学校生活を送りましょう。
2014年がスタートして1週間。本校も1月7日より、2014年の新年を全校生徒で迎えることとなりました。
昨年最後の終業式では、悪天候のため、校内放送による式となりました。、しかし今回は、肌寒いものの、素晴らしい天気にめぐまれた状況で始業式を執り行うことができました。
まず年頭の挨拶として、校長先生からのお話。
続いて、生徒指導から新年にあたっての心構えをお話ししていただきました。
また、昨年末にクラブ活動において、活躍した生徒の表彰が行われました。
全体での始業式の後は、各学年に分かれて学年集会が開催されました。
各学年においても、最終学期となるこの時期、学校生活や学習のあり方について、先生方から様々なお話をいただきました。
特に、3学年は、高校生活最後の学期となります。2週間をきった大学センター入試をはじめとして、これから進路決定を行っていく生徒も多数おります。最後の高校生活を噛みしめつつも、来るべき自らの将来にむけて努力してもらいたいですね。
学年集会では、「規律の徹底」を重視する一環として、「服装頭髪検査」も行います。高校生として正しい立ち居振る舞い、制服の着こなし方、清潔感ある頭髪など、先生から一人ひとり指導を受け、社会生活のあり方を学んでいきます。
新しい年となりました。これから1年間、生徒のみなさんは実りある充実した日々を送りましょう。