3月20日、本校では平成最後の「終業式」が体育館で行われました。
あっという間に過ぎ去った平成30年度でしたが、本校生徒達にとっては様々な思いを巡らせる1年であったと思います。
新校舎1年目の学校生活、ホール、クラブハウス、グラウンドと次々と新しい施設が建設されていく中、慌ただしい毎日を送りました。
また、忘れてはならない出来事として、西日本豪雨災害を多くの生徒が目の当たりにしました。いのちの大切さ、人との繋がり、温かさを感じることができたのは、何よりも代えがたい学びであったと思います。
「今日の社会は、毎日大きな変化を遂げる時代となりました。どのような状況にあっても、常に挑戦し続ける力、積極的に行動できる力がこれからの人達に求められます。是非、次年度は人に誇れる挑戦をし続けてください。」
と校長先生から年度末に向けたアドバイスをいただきました。
また生徒指導担当の先生からも、豪雨災害での助け合いを引き合いに出されながら、
「学校の中で、皆さんが変わろう、成長しようと思えば、みんなの協力が必要となります。1人でも関わらないことがあってはいけません。豪雨災害を乗り越えようと頑張れたのも、みんなが一丸となって協力し合えたからです。次年度に向けた学校生活も全員の力で発展していきましょう。」
と全員で物事を成し遂げる必要性を伝えていただきました。
さて、体育館での終業式の後、今年度で本校を退職される先生方の「離任式」が執り行なわれました。
今日まで、お世話になった先生が退職されると知らなかった生徒の中には、驚きを隠せない人もいました。
先生方からは、これまで生徒達と共に学びあい、成長できたことに喜びを感じたと、皆さんお話しされておりました。先生方も皆さんと一緒、別れることは大変つらいのです。
ですが、人はどこかで必ずつながっているものです。生活する場所は違っても、会える機会はあるはずです。それまで、国際学院の生徒の皆さんは、たくさん成長を遂げておきましょう。
2018年度も本日で終了となりました。明日から、春休み、そして4月6日から新年度がスタートします。短い休みとなりますが、次のステップに向け、生徒の皆さんはしっかり準備を整えておきましょう。