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2018年07月03日 「広島県内の高校に『南極の氷』プレゼント!」の贈呈式が行われました。

7月3日、本校では海上自衛隊所属の砕氷艦「しらせ」が第59次航海(4月帰国)で持ち帰った「南極の氷」
を提供していただく贈呈式が執り行われました。

今回の「南極の氷」は、広島県内で応募のあった高校から、抽選によって選ばれた高校に対して提供していただけるものでした。

期末試験初日でもあり、授与式には普通科Ⅱ型の理系コース3年生が代表して参加しました。

贈呈に合わせ、南極大陸の自然環境や南極の氷が生成されるしくみについて、海上自衛隊の担当者の方よりレクチャーを受けました。

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南極大陸は、その大地に平均4000mほどの雪が降り積もって形成されている土地と言われています。平均気温はマイナス10.5度(日本の昭和基地周辺)。つい最近、最低気温を更新し、マイナス94度の記録を刻んだということでした。

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「南極の氷」と表現しておりますが、私たちが日常目にする水を凍らして出来る氷とは異なり、長い歳月をかけて降り積もった雪が、押し固められて出来た氷山から作られているそうです。自然の脅威を感じますね。

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氷を融かすと、かすかに氷から「ぷちぷち」と音が立ちます。これは氷が出来る際に閉じ込められた古代の空気が外にでる音とのこと。氷の中に入っている空気の成分でその当時の地球環境が分かったりもするらしいです。

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また南極の氷をわざわざ持ち帰る意外な理由についても教えていただきました。

南極に赴く海上自衛隊の方々は、南極にある基地への物資輸送を主な任務としており、派遣される砕氷船には大量の物資を詰め込んで出発をするそうです。そのため任務が終わると船の中は空っぽとなり、船の航行に支障が出てしまう…それを解消する手段として大量の氷を船に詰め込み、安全な航海を維持するとのことでした。

さらに、船に詰め込む氷は、大陸の氷を切り取って積み込むのではないそうです。国際法として定められる南極条約において、南極大陸にある自然物は原則持ち帰りができないと決められています。よって、積み込む氷は、大陸から流れ出た氷山から切り取って使用するそうです…。氷1つとっても、様々な社会上のルールがあるのですね。

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生徒達は初めて聞く内容に終始、驚きを隠せない様子でした。自然界の偉大さに直接触れることで、生徒達にとって新鮮な知識を得られるひと時だったと思います。

今回いただいた南極の氷は、各クラスに対し、理科の時間を活用して使用させていただきます。海上自衛隊の皆様、誠に有難うございました。

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