12月18日、本校では日本赤十字社による献血活動が実施されました。
毎年恒例となっている学内献血は、生徒に対して献血に参加する意義や科学技術が発達した現代であっても輸血が必要とされる現状を知ること。また社会奉仕活動の一環として、社会とのつながりを実感してもらうため行っています。
今年は200名を超える生徒が学内献血に参加。年齢や健康状態によって実際にできる数は絞られてしまいますが、多くの生徒が社会へ貢献することの重要性を感じることができたようです。
献血は、まず問診票を記入し、献血ができるかどうかのチェックを行う所から始まります。最近は、タブレットを使用したチェックを行えるため、比較的早く手続きを終えることができます。
問診後は、健康診断を実施。実施されている部屋をみても分かる通り、多くの生徒が参加しております。今回も学年、クラスを分けて、献血を行っていきました。
献血実施の前に配られる「献血カード」。これを持つことにより、献血を実施したことの証明そして社会に貢献したことの証ともなります。今日、18歳選挙権が注目されますが、献血は参政権よりも身近に行える国民の権利と言えるでしょう。
健康診断が終わり、実施許可が出るといよいよ献血開始です。針を刺しての献血ですから、最初は抵抗感があると思います。しかし実際やってみるとさほど痛みを感じることもなく、リラックスして受けることができたようです。
40分で助かる命がある。献血推進運動のキャッチコピーとなっていますが、生徒達はこのひと時で学ぶことができたと思います。献血に協力してくれた生徒の皆さん、さらには積極的に参加された皆さんも有難うございました。