台湾コースの4日目は多様な食文化が根付く台湾の食について、生徒たちは体験活動しながら学んでいきました。
最初に体験したのは、パイナップルケーキ作りです。ケーキ生地の中にパイナップル風味の餡が入っている代表的なお菓子です。お土産にも人気で今回の修学旅行で多くの生徒が購入していると思います。
さて、生徒たちが一生懸命に作っている姿を紹介しましょう。
まず、生地をしっかりこねます。次にシュウマイを作る要領でパイナップルの餡を包み、型に入れて焼き上げます。型に入れ込んだのち、生徒たちは思い思いのデザインを生地に入れ込みました。さて、どのような出来栄えになるのでしょうか?
次の写真は焼きあがったものです。教員作です。なかなかうまくできていますね。焼きあがったものを一つひとつ丁寧に包装し、箱に入れてお土産の完成。
単に購入するだけでなく、自分で心をこめてお土産を作ることも大切な旅行での学びだと思います。
次の写真は中国茶のいれ方と楽しみ方を教えてもらっている風景です。
生徒の皆さんは、奈良時代に唐の高僧、鑑真が日本にお茶を伝えた…とか、鎌倉時代の禅僧栄西が『喫茶養生記』を表し、現在のお茶を飲む習慣を作った…と学んだのではないでしょうか。
どの出来事についても、その発祥は中国です。本場のお茶がどのようなものか、レクチャーを受けました。
高山烏龍茶、美人茶、プーアル茶、それぞれの味の違いを実体験しました。
違いの分かる高校生になれたでしょうか?
ところ変わって、お昼の様子です。お昼ご飯はしゃぶしゃぶ。
とても広いレストランで、みんな満腹です。日本と変わりない食文化に舌鼓を打ちました。
食文化体験の合間、一行は台湾の観光名所にも訪れました。九份という場所です。あの千と千尋のモデルとなった地ですが、アニメのどのシーンに使われたかは…みなさんわかるでしょうね。
急傾斜地に小さな家がひしめき合っています。250mの路地にたくさんの店があり、多くの人でごった返していました。
文章右上にある「臭豆腐」。とても臭いそうですが、とてもおいしいとか…生徒たちは試食してみたかな?
最後は台湾の夕食です。しゃぶしゃぶとモンゴリアンBBQでした。肉はトリ、豚、羊、牛から好きなものをボウル入れ、野菜を加え、薬味をかけて、シェフにわたすと、炒めてくれます。しゃぶしゃぶは炭を使っていました。果物、サラダ、アイスクリームも食べ放題でした。多種多様な食に食べ盛りの生徒たちは限界寸前だったようです。
明日は最終日。もう少し異文化の風にふれたいと思います。