9月7日、総合学科2年生は、進路意識の再確認と今後の具体的な計画を目指し、「進路講演会」を実施しました。
今回の講演会は株式会社リクルートマーケティングパートナーズより近石直己さんを講師としてお招きして、多様な進路選択にむけた取り組み方を教授していただきました。
講演は「これからの選択する進路にむけて必要な『課題』とは何かを考える」をテーマとして、これからの進路選択に求められる課題解決型思考力を磨く方法を考えていきました。
生徒たちは、学校ではたくさんの知識を学び、それを完璧に覚えて置きさえすれば、いい評価が与えられると思っています。しかし、一番大切なことは「得た知識をどのように自分の経験として発信できるか」ということを確認していきました。
単に用語を覚えるのではなく、それを社会の中でうまく活用していく。具体的に実践するため、対話的活動を通して、生徒たちは自らが持っている知識を活用しながら、与えられた課題を解いていきました。
どのような視点で考えていけば、与えられた課題点を洗い出し、解決法を探ることができるのだろうか…実際に、提示された国内外の都市の写真をみて、それぞれの問題と都市をよくするための方法を生徒同士で話し合いました。
都市といっても、所変われば、見方も改善点も違う。グループによっては、答えが見いだせなくて苦心しているところもありました。しかし、苦心の中でもみんなで知恵を出し合って、答えを導きだそうとする意識が大切だと学びました。
これからは徐々に知識を問うだけのものから、自らの考えをまとめ上げ発信する受験となっていきます。今回の経験を基に、今一度進路について考えてもらいたいと思います。