本日は本校普通科進学Ⅰ型コースで実施されている「総合的な学習の時間」の様子を紹介します。進学Ⅰ型コース3年生は、この時期、全2回の予定で、ことばの授業と銘打った特色授業を開催します。
これからの進学はもとより、高校卒業後は社会の有為な形成者として活躍する立場となります。社会で役立つ人材になるためには、自らが使用する「ことば」一つひとつにも注意を払い、正しいコミュニケーション能力を身に付けていかなければなりません。
この授業は、毎年、フリーアナウンサーの桂幾子をお招きして開催しております。前回は5月24日に講演いただき、今回紹介する内容は2回目のものとなります。
テーマは2回とも、相手に物事を伝えることの難しさを実演をかねて講義していただきました。
今回は、1回目の講義内容でもあった滑舌(早口ことばの練習をしました)、表情、笑顔の大切さを意識し、生徒が自己PRを準備し、指名された生徒が全体に向けて発表を行いました。
当たり前に日常している会話であっても、いざ形式的な発表となると伝え方は困難になります。生徒たちは試行錯誤しながらも一生懸命に伝える努力をしていました。
今回の学習を通して、生徒たちの意識も大きく変えることができたようです。今回は桂さんから受験に向けての心構えもお話いただいたので、講義を通して生徒の受験に対する意識も変えることができたと思います。