(株)学研アソシエ・学力開発事業部から 波多野洋司先生 をお招きして,進路実現に関する講演会を行いました。先生独自の拍手で人を惹きつけるパフォーマンスからの導入で講演会は始まりました。
波多野先生は実際に面接官の御経験のある方で,Ⅰ型84人にリアルな面接現場を教えてくださいました。
保育士になりたい。その志望動機に「子供が好きだから」等と書くのは大昔前の話。現在ではその地域に根差した分析や下調べが必要であるということでした。また,その大学で何を誰に学びたいのか具体的な志望理由を常に言うことが出来るように準備しておくようにと言葉を頂きました。
受験に最も大切なのは危機管理。リスクマネージメント,クライシスマネージメント。全国北海道から沖縄県まで自分が学べる大学を必ず受験までに調べる。センター試験での成功・失敗の両方を考えて進路実現を考えることが大切となります。
それでも高いレベルを掲げ続ける人はそれなりの覚悟と決意が必要であると。今回の講演会は受験を控えた生徒たちにとって,学ぶことが多い,濃い100分間でした。
特に講演の中でも生徒の心を鷲掴みにして離さなかった内容は『MY ・NOTE』です。
そのノートには自分が調べた資料やパンフレットの切り抜き,考えた事などを作っていく。そして,試験当日持っていく。そういうシンプルな内容でした。休憩時間にはたくさんの生徒がノートを見せてほしいと先生の元に寄って行きました。また,講演後も残って個別に質問に行くなど充実した講演会となったようです。
生徒たちは,1月に行われるチャレンジセンター試験に向けてこれから頑張って行きます。