11月22日、前日に引き続き一般公開となる文化祭が開催されました。
毎年、多くの来校者を迎える本校文化祭ですが、今年も生徒の工夫を凝らした催しにたくさんの方々にお越しいただきました。
今回の文化祭は、各クラスによる展示に特徴がみられました。
まずは展示物の内容に、これまでとは異なり、ただ観賞するだけの展示から、来校された方に楽しんでもらう展示を取り入れる所が増えました。
クイズや投票で来場者に参加してもらうものから、縁日風なアトラクションを取り入れたものなど多岐にわたりました。
また、小さな子どもたちにも参加してもらう企画は、例年になく興味深いものだったと思います。
文化祭は学習発表の場でもあります。各授業で取り組んだ内容を内外に伝え、本校の教育を理解してもらいました。
文化祭と言えば、模擬店も楽しみの一つです。今年もクラブを中心として様々な模擬店が出店されました。昨年度から、模擬店で購入するための金券が導入され、すべてのお店の金額は「HKG」で統一されています。例えば100円の場合は「100HKG」となります。どの店も人を呼び込むために、頑張っていました。
体育館でも、文化部を中心とした発表会を開催。吹奏楽部、書道部、軽音楽部といった文化部が日頃の成果を存分に発揮していました。また、放送技研部によるMC(司会)ならびに、文化祭を盛り上げるため、昨年度から導入した「文化祭ライブ放送」は、国際学院の様子を知る上で大変有効な催しとなっていました。今年からは、公開放送スタジオを開設し、よりリアルな放送現場を再現してくれていました。
今年も多くの工夫がみられた文化祭でしたが、最期を締めくくる閉会式でも、新しい取り組みを行いました。非公開での閉会式となりましたが、会の終了後に1・2年生を中心として、戦後70年を記念し、平和への祈りをささげる「群舞」と呼ばれる踊りを披露しました。1000人近い生徒たちの舞は圧巻でした。
2日間にわたり、学校最大のイベントが終焉しました。来年もまたよりレベルアップした文化祭となるよう、生徒、教職員一同頑張ってまいります。