本日、5・6時間目総合学科1年生は、「産業社会と人間」において「新聞意見発表会~全体発表会~」を実施しました。
9月にクラスで行われた発表会の中で、特に優秀だった生徒を15名選出し、体育館での披露となりました。
主な目的は、「各クラスで選出した代表者の意見文を参考にすることで、文章力の向上につとめる」・「大人数が公聴する場での立ち居振る舞いを学ぶ」そして「生徒間で発表文を聞き合い、他者の意見を読み取る力を養う」などを設定しました。
なお、今回の発表会では、従来の教師主体による運営から、生徒によって会を進行する試みを行いました。
全体発表会2週間前から、運営スタッフを募集。各クラスで公募した生徒とともに運営会議を開催。どのような役割が必要か、そしてどのように発表会を進行していくか、試行錯誤しながら作り上げていきいました。
そして迎えた本日、司会から進行係、開閉会挨拶、記録員(今回の写真も生徒が撮影しております)、パソコン操作など、運営スタッフなりに考えた役割を一生懸命遂行していました。
なお、発表生徒を審査する役割は、今年総合学科を卒業したOB・OGに任せました。
3年前に同じ経験をした卒業生であるからこそ、後輩生徒の良い点、アドバイスする点を同じ目線で見られるという利点を活かし、審査していただきました。
発表会は、選抜されたメンバーということもあり、どの生徒もしっかりとした発表を展開しました。
特に目立ったのは、目標としていた文章力の向上が見られたということです。新聞教材を使い、感想や要点整理をさせるだけでなく、文章指導を一定程度行ったことが活かされ、どの生徒においても、共感、納得できる発表文になっていたと思われます。
発表終了後は、OB・OGによる審査講評、そして結果発表を行いました。
次回は1月に総合学科1年生全員を対象とした発表会を実施予定です。さらなる成長と発展が見られることを期待しています。