関東東北コースは、後半から東北地方をめぐる旅に出ております。
東北の荒波が作り出す美しい自然を楽しむ一方、美しい景観を作り出す波によって、尊い人命を失ったこの地域から、生徒たちは様々なことを学び取ってもらいたいものです。
まずは松島観光から。
日本三景の一つ「松島」を見学。現地に向かう際に乗船したフェリーにカモメがついてきました。
松島観光の後、一行は岩手県南三陸町へ。
東日本大震災の爪痕がいまだに残るこの地で、生徒たちは震災学習プログラムを受講しました。
まずは被災地の現状を見学。
テレビで見た風景も凄惨なものでしたが、実際に現地で見る風景は、一段と被害の凄さを感じるものとなりました。
「自然が牙をむくというのは、こういうことなのか…そして、自然に対して、人間がどれだけ弱くもろいものなのか…」
生徒たちは言葉にできない感情を持ったことでしょう。
被災地見学後、生徒たちは地元の方から南三陸町の現状、ならびに震災に対して、私たちはどうあるべきか、何を教訓とすべきかを講和していただきました。
普段の授業では味わえない、重い言葉と現実が並ぶ講和。修学旅行の中で、このような学びを得られることは生徒の人生に大きな糧となったことでしょう。
北海道コースは、さっぽろ羊ケ丘展望台からスタート。
クラーク博士の銅像で記念撮影。
“Boys be ambitious”
生徒たちも大きな志、夢をもって社会に羽ばたいてほしいです。
昼食はアサヒビール園にて。
さて…この食べ物はなんでしょうか?
正解は、北海道名物「ジンギスカン」です。
羊肉を野菜と一緒に焼いて食べるこの料理。ちょっとしたクセがありますが、慣れれば病み付きに!
食欲旺盛な生徒には大満足だったことでしょう。
お腹も満たされた一行は、北海道最大の都市、札幌を班別研修。
1日ではまわりきれないほどの大きな街ですが、名所といわれる場所に生徒たちは足を運びました。
班別研修の前に、「チョコレートファクトリー」を見学。有名な「白い恋人」を製造している石屋製菓が運営する施設です。
明日更新で修学旅行報告は最終となります。最後まで現地の様子をしっかりとお伝えしていきます。