1月31日、本校総合学科1年生は「産業社会と人間」の授業において、「系列選択発表会」を実施しました。
今回の学習実践は、これまでの「進路学習」や「職業体験」等で得た知識を活かし、自らの進路設計を考え発表するものとなっております。
先週「系列選択発表会」における準備活動を報告しましたが、その成果について、各グループでまとめたものを発表しました。
各グループに与えられた時間は10分間です。限られた時間の中で、自らが選択した進路について、その魅力と特色を他の生徒たちに理解してもらうプレゼンテーションを行います。
プレゼンテーションは現代社会で多用されている発表方法ですが、初めての経験である生徒たちにとって、試行錯誤や工夫を加えながらも、なかなか思うような発表ができず苦労していた姿がみられました。
写真のグループは、教師同様、指示棒を用いて発表を行っています。自らが発言しているところを、聞いている人たちに理解してもらう工夫です。
こちらのグループは、プレゼンテーションに寸劇を取り入れて、発表しています。それぞれに聞き手、質問者、進行役を設け、ストーリー性を加味した発表を展開しました。
グループの中には、発表者がしゃべるだけでなく、聞く側にも意見や同意を求めるチャレンジをしたところもありました。写真のグループはクイズ形式を取り入れて、発表にメリハリをつける努力をしました。
今回の発表では、単に成果発表として、1回きりで完結するのではなく、グループによっては、もう一度改善しなおして、次に再チャレンジするという形 も取り入れました。今後、進路や学習活動を行うに当たって、「フィードバック」することが数多く出てきます。自分たちで、「何が問題点で何を解決すべき か…」そのような柔軟な思考力、問題解決能力をこの発表を通して身につけてもらいたいと思います。