今年度普通科国際教養コース2年生の取り組みが入ってまいりましたので紹介します。
国際教養コースは2月20日、各自で設定した研究テーマを英語で発表する「英語プレゼンテーション」を開催しました。
このプレゼンテーションでは、語学力の向上とともに、生徒達が興味関心を持つテーマを総合学習で調べ、将来の方向性を模索していくことを目的としています。
今回の発表では、多くの生徒がSDGsに関するテーマを設定し、各自の主張を一生懸命まとめ紹介しました。
人種差別、ゴミ問題、ジェンダー、まちづくり、貧困問題・・・と、今日の世界で大きな課題とされていることにスポットをあて、私たちに今、何ができるかを真剣に模索していきました。
プレゼンテーションは、今後どんな職業、立場でも必須のスキルとなることと思います。生徒達はグラフや絵を用いるなどわかりやすい工夫をする人、テーマに関連する音楽を流したりするなど、他者へ訴えかける取り組みにも十分触れられていたようです。
来年度はいよいよ進路を決定する1年となります。自分たちが得た知識を十分に活用できるよう、今後も頑張って下さい!
3月1日、早朝は冬を思わせる寒空となった広島。しかし時間が経つごとに暖かさが増していき、昼頃には大変過ごしやすい日和になったと思います。
本日は3年生にとって最後の登校日…つまり新しい門出を祝う卒業式が厳粛に執り行われました。
昨年同様、制約のある式となりましたが、卒業生の皆さんが笑顔で本校が巣立てるよう、在校生と教職員で心を込めて卒業式の会場準備を行わせていただきました。
普通科、総合学科あわせて502名の旅立ちの場。
式では学校長より次の祝辞が卒業生の皆さんに送られました。
「今年度の卒業生は、豪雨災害ならびにコロナウィルスの影響で入学から卒業まで大変つらくもどかしい学校生活を送ったと思います。しかし、どんな状況にあっても、みなさんは国際学院で自立した大人へ大きく成長してくれました。
これからの社会は、大きな課題ばかりがみえる「道しるべのない時代」を生きることとなるでしょう。皆さんがそれぞれの道を切り開くためには、「ゆるぎない価値観」と「主体的に学ぶ力」…そして人生の中で「何事も分かち合うことのできる人との出会い」を大切ほしいと思います。」
一方、在校生卒業生の送辞、答辞は以下の通りでした。
在校生送辞(抜粋)
「私たちは、これまでの卒業生の方々と同じ学び舎で苦楽を共にしてきました。毎日早朝から下校時刻までの部活に励む姿や自習室で真摯に勉強している姿をみて、私たちも卒業生の方たちと同じようになりたい、また皆さんを超える人間になりたいと強く感じるようになりました。皆さんは新大学入試を混乱の中、初めて経験され、私たちに指針を与えてくださった先駆者です。希望を実現する厳しさと夢に向かって頑張る強い意志が大切であることをこの1年間で十分教えていただきました。まもなく私たちにも同じ試練がやってきます。頑張って乗り越え、輝かしい未来を勝ち取りたいと思います。皆さんのご活躍を祈念します。ありがとうございました。」
卒業生答辞(抜粋)
「国際学院での3年間は、当たり前に過ごすことの尊さ、そして厳しい局面に対しても、ぶれない心とやり通す信念が必要なことをしっかり学ばせてもらったと自覚しております。豪雨災害から始まりコロナウィルスの脅威に苦しむ中、私たちは人間の力ではどうしようもない自然の力を目の当たりにしました。しかし、だからといって自然の摂理に流されることが人間の生き方ではありません。苦境に立たされたときこそ、人間の成長、真価が問われると思います。在校生の皆さんは、困難を乗り越え、人生の糧となる学校生活を送ってください。もちろん、私たちのこれからも不透明な時代であることは変わりありません。ともに努力し、力強く生きていきましょう!」
想定できない今日の社会を生き抜くことは、卒業生も在校生も同じと思います。私たちは場所は変わっても、心は一つにしともに支えなければなりません。例年になく、人とのつながりと逆境を乗り越える強い気持ちが感じられた、みなさんの言葉だったと思います。
さて、体育館での式が終わった後は、各クラスで最後のHRを行いました。それぞれ卒業証書を手にし、クラスでの最後をこれまでの思い出に浸りながらあっという間のひと時を過ごしました。
卒業生のみなさん、ここからがスタート!別れではなく、出会いの時となります。これからの活躍を期待しています!本当におめでとうございます!
本日2月27日、今年度最も活躍したクラブ、団体、個人を表彰する理事長表彰が執り行われました。
今年度も様々な分野で周囲に誇る活躍をした生徒たちが数多く出ました。
下記に一覧を掲載いたします。
<理事長表彰一覧>
クラブ活動の部
〇ゴルフ部 〇硬式テニス部 〇空手道部 〇書道部
個人の部
〇情報系検定1級以上を3種類以上獲得した生徒の表彰: S3-1 出来梓さん
みなさんおめでとうございます!
本日、卒業生502名は旅立ちを前にして、同窓会入会式に臨みました。
これから卒業する3年生はそれぞれ異なる地で活躍をされることと思います。しかし、どこで活躍しても、国際学院の生徒であったことは変わりありません。
皆さんの輝かしい人生をいつででも、どこでも応援できるよう同窓会への名簿登録、そして新しい門出に対する心ばかりの記念品を贈呈しました。
同窓生となられた皆さん、ご卒業おめでとうございます。
今後もさらなる活躍ができることを期待しています。
今年度も別れと旅立ちの季節が迫ってきました。
本日は卒業する3年生の卒業式予行練習が執り行われました。
昨年同様、コロナウィルスの関係上、大幅な変更を余儀なくされている卒業式ですが、3年生にとり、どんな環境であっても一生に一度の行事となります。
今年度は昨年度の経験を踏まえ、工夫を凝らしながら準備を進めて行っております。
1日が卒業生の皆さんにとって素晴らしい日となることを願っています。
2月27日、普通科1年難関・特進・選抜進学コースが総合的な学習の時間に「国調べ」のクラス代表者の発表を行いました。
発表の前に、先日行われたポップコンテストの表彰を行いました。
3位に普通科1年6組伊藤かもめさん、2位に普通科1年6組横山幸煌さん、1位に普通科1年5組西川凪紗さんが選ばれました。おめでとうございます。
「国調べ」では、グループで興味を持った国について調べ、その国の疑問点を解決するためのスタディーツアーを提案するプレゼンテーションをしました。「なぜフィンランドは世界で一番幸せな国と言われているのか」「どうやってアパルトヘイトは撤廃されたのか」など、各グループ独自の視点でさまざまな国を調べることができました。
どのグループも「ツアーに参加してみたい!」と思ってもらえるよう、写真や動画を挿入したり、ボディーランゲージを使ったりと、さまざまな工夫をしていましたね。1年生で行う総合的な学習の時間の締めくくりとしてふさわしい発表になったのではないでしょうか。
2年次の総合的な学習の時間はSDGsに着目した探求活動が中心となります。1年生で身につけた探求力や表現力をさらに向上させていきたいですね。
2月20日、本校普通科Ⅰ型コースは、2種類の成果発表会に臨みました。
1つ目は、SDGs ポスター発表会です。”Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)”を実現するために、私たちが何をテーマとして考え、積極的に取り組むべきか…
17あるテーマからそれぞれ興味関心のある分野について調べ、次世代にあう開発目標を提案しました。
今回の発表に至るまで次の取り組みを継続的に行っています。
・SDGs調べ 1学期
・SDGsレポート作成10~11月
・ポスター作成(冬休み)
・ポスター発表(グループ発表)
・ポスター発表(クラス発表)
そして生徒及び教員による審査によって選ばれたクラス代表6名によってホールで発表が行われました。
結果は、「ジェンダー平等を実現しよう」を掲げたG2-6 水口 和音さんが優勝、「すべての人に健康と福祉を」をターゲットとしたG2-6 田上 陽麻里さんが準優勝となりました。
その他発表者は以下の通りです。
G2-4 川崎 智子さん 田山 星翔くん
G2-5 髙瀬 真衣さん 古川 巧くん
次世代を担う生徒にとって、今後の社会の在り方、生き方を模索することは常に主体的かつ他者のことも慮る姿勢がなければなりません。もちろん、今回の提案が机上の空論とならず、真の意味での実現可能な取り組みになってくれることを期待しています。
次の発表はレシテーションコンテストです。レシテーションコンテストは、日ごろの英語力を生徒間ならびに教師が評価する催しです。特進コースで開催しているものを、今回はⅠ型コースでも実施しました。
生徒達は与えられた課題をいかにうまく表現するか…ただ発音の良さや流暢さだけでなく、他者の心に響く話術を競い合いました。このコンテストについても各クラスから代表6名が選出され、英語力を疲労しました。
結果は次の通りです。
優勝:G2-5 松中 優子さん テーマ:『Stay Hungry, Stay Foolish』
準優勝:G2-6 森川 凜音さん テーマ:『Stay Hungry, Stay Foolish』
その他発表者
G2-4 庄垣内悠里さん 谷本 康裕くん
G2-5 山下 洸希くん
G2-6 佐々木 萌くん
本日2月17日は、高校一般入学試験2日目です。
昨日と打って変わって強風が吹き荒れ、粉雪が舞う時間帯もある1日となりました。まだまだすんなりと春にはならないようです。
さて、中学生の皆さんは、残りの教科試験(理科)と面接試験に挑みました。2日目ともなると多少は緊張も和らいだ状態で取り組めたと思いますが、少しでも良い得点をとろうと集中して頑張っていたようです。
理科の試験が終わると、少し休憩をとって面接試験に入りました。面接は3人1組の集団面接です。面接官の先生方から、志望動機や将来の夢など、受験生の皆さんが思い描く高校像を話してもらいました。
これで本校の2020年の入試はすべて終了しました。受験生の皆さん、大変お疲れ様でした。まだまだ入試が続く人もおりますが、最後までベストを尽くして頑張って下さい!
桜の咲き乱れる4月、みなさんとお会いできることを楽しみにしております。