12月23日本校では、小学生を対象としたイベントを2つ実施いたしました。今回はその様子をご紹介させていただきます。
1つ目は7月に引き続き実施されました「プログラミングセミナー」です。前回同様、Timeless Education代表取締役の小林真輔先生を講師としてお招きいたしました。このイベントは、近年教育活動に導入されつつあるプログラミング教育について、小学生に少しでも興味関心を抱いてもらうことを目的として実施しております。
今回は、「プログラミングで自作のゲームを作る」という体験を行いました。ゲームと言えば、多くの子どもたちが触れたことがある「テレビゲーム」や「オンラインゲーム」を想像されるでしょう。「ゲームはどのような仕組みで作られているのか」、「ゲームをやるだけでなく、自分で作ってみたい!」というニーズに応える形で取り組んでいきました。
今回子どもたちが作成するゲームは、スポーツゲーム。参加された保護者の皆さんの中には昔、ファミコンで熱中したという方も多くおられたと思います。そんな保護者の方の心も掴むゲームを一つ一つ学んでいきました。
まず最初の体験は、ゲーム動作の基本となる「スクラッチ」を学びます。当たり前のことですが、キャラクターやキャラクターが起こす動作は、一つ一つどのような動きをするのか、プログラム上に入力しなければ動作しません。
実際やっているゲームだと簡単に動かせるのに、自分で作るとなると…細かな設定は、頭をフルに使うので大変だったようです。付き添っている保護者の方も…真剣そのもの。
基本操作の確認後は、実際にゲームを作成します。ゲームで想定される様々な場面や動作を考えながら、プログラムしていきます。
「あれ?思った動きがしないよ!」、「うまくいった!すごい!!!」と至る所から、一喜一憂する様子が伺えました。
作ったゲームは最後にみんなに発表。それぞれの作品には作った人の個性や工夫が随所にみられていました。
今回のセミナーでも、本校生徒がメンターとして活躍。クリスマス前ですから、サンタの帽子をかぶってのサポート。子どもたちに優しく丁寧に教えてくれました。
情報機器の発達に伴い、私たちの生活は常に便利な機器に囲まれています。これからは、たくさんの便利なツールをうまく活用することが子どもたちには求められていきます。しかし、便利なモノを決められた通り、的確に使えることが人生のステータスであってはいけません。私達1人ひとりが課題を見つけながら成長するのと同じように、失敗や課題を発見しながら、より良く使えるようになる…ということをしっかり学んでもらえばと思います。
小学生の皆さん、楽しめましたか?今後の学習に役立ててくださいね!